海洋汚染問題。人間のご都合主義で海洋生物や自然が壊される。

1月26日に沖縄県竹富島のコンドイ浜で廃油ボールが漂着しているのが見つかった。

島民が回収した廃油ボールは約200kgに及び、石垣島や西表島でも廃油ボールの漂着や漂流が確認された。

西表島では廃油にまみれたウミガメの子供の死骸も見つかり海洋生物への被害も確認された。

 

廃油ボール

廃油ボール

廃油ボールとは、船舶が原油や燃料油(C重油:主に大型船舶の燃料とする粘り気の強い油)を海に排出した場合、原油やC重油の油膜は水面を覆い帯状に流れていき、海面下に住む生物に必要な光をさえぎり、空気を通しません。
排出した油は、一部は揮発又は分解しますが、油と海水が徐々に混ざり、ムース状になります。そして、長期間漂流するうちに、タール成分が徐々に硬化して固形状の油の塊になります。これを廃油ボールと言います。
現在、こうした油膜や廃油ボールが汚染源となり、世界中の色々なところで海岸の自然環境が破壊されているのです。

 
廃油ボール調査 巨大廃油ボール
 
出典:第十一管区海上保安本部
 

海洋を航行する船舶からでる油が主な原因。

タンカー事故では多くの原油が海に流れ出し海洋汚染の原因となる。

しかし世界的にニュースなどで取り上げられる分、原油の回収も大規模に行われ被害の拡大は最小限に留まる。

問題なのは、普通に航行する船舶から出る原油が問題なのである。

タンカーなどでは船内の洗浄にに大量の海水使用するそう。

タンカー内の洗浄に使用した海水を油が混じった状態のまま海へ放出し航行する船舶が横行している。

航路の後ろにオイルラインが出ている船舶はこれをしている可能性が非常に高い。

こうした身勝手な行為が廃油ボールを作りだしているのです。

 

日本の特徴

ご存知のように日本は海に囲まれた海洋国家です。

その恩恵は、古来より食料や交通という生活に密着したかたちで私たちと共に歩みました。

ゆえに海に関する問題は他国より多く、また敏感に反応します。

海流の流れも特徴的で日本を囲むようにして南北からの潮流があります。

この海流が漂着物を運び日本各地の浜辺に様々な問題を起こしているんですね。

 

廃油ボールを見つけたら

廃油ボールは直径2センチ~20センチくらいのがほとんど。

沖縄のビーチは白く、海は透き通っているために黒い廃油ボールは特に目立ちます。

沖縄のビーチで廃油ボールを見つけた際は、ライフセーバー、またはビーチの管理組合へ連絡しましょう。

 

また、持参したビニール袋などは風で飛ばされないようにしましょう。

海に飛ばされたビニールをウミガメやイルカなどはクラゲと間違えて食べてしまいます。

食べたビニールは消化されずに体内に残り、やがてウミガメやイルカたちを死に追いやってしまします。

なるべくならビーチにはそういったものを持ち込まないようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

沖縄の海の事、筆者なりの意見考えも交えてお伝えしてみました。

記事へのご意見、ご感想。筆者へのメッセージは下のメッセージ欄よりお寄せ下さい。

 

海を汚すのも綺麗にするのも人間次第。

一人ひとりが身勝手な行動を慎めば海洋汚染や自然破壊はなくなっていくはず。

沖縄へいらっしゃる皆さんも少しだけ心にとめて沖縄の海を楽しんでくださいね。

 

次回も沖縄の情報をお届けします。

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