『貧乏ゆすり』はどんなイメージですか?

貧乏ゆすりと聞いて『健康』とか『ダイエット』、『美容』といった効果もたらすキーワードは想像もつきませんよね。

正直言えば、あまりいいイメージではないと思います。

むしろ、貧乏ゆすりをやっていると注意されることも・・・。

しかし今『貧乏ゆすり』がひそかに注目されて今います。

その意外すぎる効果や理由をご紹介致します。

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なぜ『貧乏ゆすり』というのか?

そもそも、なぜ貧乏ゆすりというのか。

・その由来は諸説ありますが、貧乏人が寒くて震えているように見える。

・足を揺らすと貧乏神に取りつかれると言われていた。

・「貧乏暇なし」、足を揺らし落ち着きがない=暇がない。

・高利貸しが貧乏人から取り立てる際に足をゆすることが多かったから。

・貧乏人がせかせか動いているように、高貴な人からは見えるから。

・貧乏人が緊張のあまり、足をゆすっていたから。

など色々な説があります。

 

日本語ではいらいらしている際、足を揺する行為に対して「貧乏揺すり」という特定の名前をつけています。

英語圏などでは決まった名称はつけていないんですね。

 

しかし、ロシアでは特に悪いマナーとして扱われているそうです。

日本からロシアに行かれる方は、あまり多くないですが、もし、ロシアに行く事がある時は、『貧乏ゆすり』には十分注意して下さいね。

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なぜ足をゆすってしまうのか?

貧乏揺すりをする原因は、まだ完全に解明さていませんが、いくつかの説があります。

まずは、何かのきっかけで筋肉が収縮。

それから起こる一連の伸張反射によって、脚の前(前脛骨筋など)後(ヒラメ筋など)の筋が交互に収縮伸張を繰り返す為や、ずっと座っていて下半身の血流が滞ってしまうので、それを解消するために反射的に貧乏揺すりをする。

その他、心理学的に不安になる事が多いために、それを解消するために貧乏揺すりをして気を紛らわせたりする為と考えられています。

貧乏揺すりをしている人は、たいていの場合において何かしらの欲求不満、ストレスを抱えていることが多いのかもしれません。

ですので、これらのストレスから脳をリラックスさせるためや、逃避行動の一種ではないかと考えられています。
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貧乏ゆすりのもたらす効果とは

血流の改善

では、早速『貧乏ゆすり』が健康にもたらす効果を解説した行きましょう!

貧乏ゆすりは足の裏を地面に接地したまま、つま先を軸に足を上下に動かす動作を繰り返しますよね。

足首を固定して上下に動かす動きは足の筋肉の運動になります。

ある研究の結果では皮膚内の温度が5分後には約2℃上昇することがわかっています。

『貧乏ゆすり』は運動の代わりまでは行かないものの、長時間動きが制限された場面での作業や、長時間の移動中などでも行うことが可能。

飛行機など、同じ姿勢が続き、血流が著しく低下し発症する『エコノミークラス症候群』も、貧乏ゆすりをすることで予防できます。

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ヒラメ筋

座った状態では膝が曲がるのでふくらはぎの筋肉である腓腹筋は動かせません。

しかし、この肢位で普段動くことはない『ヒラメ筋』が効果的に動かせます。

『ヒラメ筋』はふくらはぎを構成する筋肉の一つです。

外側にある腓腹筋とは異なり、ヒラメ筋は腓骨の後面と脛骨のヒラメ筋線から起こり、下方で強く大きいアキレス腱となって踵骨に着く足関節を動かす動作に関与しています。

だからこそ、効果的に足首を動かすことができる『貧乏ゆすり』はふくらはぎの筋肉運動になるんですね。

ふくらはぎの筋肉は、足の血液を心臓に戻していく重要なポンプの役を担っています。

東洋医学では第二の心臓と言われるくらい大事な部分です。

この部分を運動させるのに、飛行機などの動きが制限された空間では、貧乏ゆすりが簡単で最適というわけです。

 

そして、足の運動にもなり5分の運動で2℃の体温上昇も確認されているため、血流の悪い人や、冷え性の方も貧乏ゆすりをすることで、血行促進、体温上昇の効果が見られると言われています。

その効果がみとめられ、別名『ジグリング体操』として治療の現場でも取り上げられています。

ジグリング体操に関する記事はこちらから


 

小刻みな運動は眠りの質の向上や精神安定効果のある「セロトニン」の分泌を向上させ、気持ちを落ち着かせたりします。

その他、脳の働きを落ち着かせる効果があるなど脳に対して効果を発揮します。

また、変形性股関節症にも効果的という報告があり、この小刻みな規則正しい揺れが関節成分でもある軟骨に対して良い効果があると報告されています。

股関節に違和感あある方は積極的に行ってみるといいと思います。

 

具体的なやり方

やり方は簡単です。

座った状態で膝をまげ足首と股関節のラインが90°になるように座り踵を上げます。

これをひたすら繰り返すだけです(笑)

いつの間にか、出てしまう『貧乏ゆすり』と同じですね。

 

しかし、注意点がただ一つあります。

人前でやるのは控えたほうがいいかも知れません。

貧乏ゆすりに対して言い印象を持っている人は少ないと思いますので、人の目につかないところで行う方がいいです。

その他、揺れでものが落ちる危険性もあるので注意が必要です。

そこまで、強烈な貧乏ゆすりをする方も少ないとは思いますが・・・(笑)

一応、念のため周囲には注意しましょう。

 

その他、注意していただきたいことは、沢山ジグリング(貧乏ゆすり)をすると、あたかも運動をしたような気になってしまうことです。

これは、トレーニングをする上でのデメリットになる可能性が非常に大きいです。

どんなに貧乏ゆすりを一生懸命実施してもやはり体重を免荷している状態で実施しています。

立ち上がった状態で歩いたりするのと比較すれば運動効果は低いです。

このように、頑張ったつもりになってしまうということは非常に多いです。

寝転んだ状態や腰掛けた状態で実施する運動は、何もせず立っている方が総消費カロリーが高いことがありますので、その点も踏まえて行うといいですしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

あまりいい印象をもたれない貧乏ゆすりは実は様々な分野で応用が可能です。

是非一度意識してやってみてください。

貧乏ゆすりを効果的に取り柄れる事で、血液の流れが活発になり、脚のむくみの解消にも効果が期待できます。

体温が上昇する事で、代謝が促されエネルギーの燃焼が効果的に行われ、結果、シェイプアップにも効果が期待できます。

座って簡単にできる貧乏ゆすり健康法(ジグリング)を、一度お試し下さい。

*この記事は柔道整復師の監修の下、構成されています。

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