春は卒業以外にも新たな門出である『入学や進学』があります。

成長の過程をお祝いしてくださる方からは、
入学祝いをいただく事もありますが、
きちんとお礼をお返ししていますか?

特に身近な身内の方には『返さなくてもいいか』
なんて考えてしまう事も・・・。
やはり祝ってもらったら『ありがとう』の気持ちをお返ししましょう。

今回は入学祝いのお返しマナーや
相場についてご紹介したいと思います。

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入学祝いのお返しのマナーは?

お返しは必要?不要?

入学祝いのお返しにおいては、
実際には二つの意見がある様です。

・子どもへのお祝いである為お返しは不要
・お返しと共にお礼として贈るのが一般的

などと双方に分かれる様です。
お祝いを貰う側としては、本当はどっちなの?
なんて、ご近所に聞きに回る訳にもいきませんよね。

では、実際のところはどうなのか?
ちょっと見てみましょう。


画像元:http://yokohama-bunmeido.co.jp/

贈られた側では『お返しは必要ないだろう』という
認識であったとしても贈った側としては、

特にお返しを期待している訳ではないものの、
それでも『何もないのは・・・』
と思う方が必ずいらっしゃいます。

そうした事で双方の温度差の違い、
認識の違いはどこから来るのもなのでしょうか?

実は入学祝いに限らず、
出産祝いや新築祝いなど家族に関するお祝いは、
身内や知人を集めて喜びの品や食事を振る舞い
『一緒に祝っていただく』お祝い。

なので、この『振る舞い』の行為自体が『内祝い』になっています。
ですので、本来は返礼品の準備は必要ないとされているんですね。

知っていましたか?

また、入学祝いの他、七五三や誕生日など、
子供の成長に関する祝事については、
『返礼の必要はなし』とするのが昔からの常識であったとの説も。

これは、お祝いを貰う子供は収入がまだありません。
そうなると、当然自分でお返しをすることもできません。

そういった事もあり、
本来は子供の祝事は返礼不要があたり前だったとされています。

そうは言っても、身内ならともかく、
友人やご近所からお祝いを頂いたらそうもいきませんよね。

最近では、お祝いを貰ったらお返しするのが当たり前の風潮。
規定路線を逸脱すると風当たりも強くなりますし・・・。

そんな時はちょっとした消えもの(菓子や洗剤など)を用意し、
一筆『成長を祝ってくれてありがとう』という気持ちを
添えて返礼するのがいいかもしれません。

親戚や知人においてお返しする場合には、
お祝いでいただいた金額の1/3~半分返しとされています。

入学祝いに使われる一般的な金額がこちら(親族から)

・小学生 3000円~5000円
・中学生 5000円~10000円
・高校生 10000円以上
・大学生 10000円以上

※平成10年度三和銀行調べ

現金ではなく、品物でお祝いを頂いた時が少し困りますよね。
頂いた品物の値段が推測できない時は、上記の金額を参考にされるといいでしょう。

また、相手方に同年代の歳の近いお子さんがいらっしゃる場合は、
その子の入学の際に返礼品を贈るのいいでしょう。

その際は、一言、相手方に謝辞を表し、
その旨を伝えておけばOKです!

また、お子さんのおじい様・おばあ様にとっては
可愛い孫の成長は嬉しいもの。

入学内祝いと一緒に入学式の写真や、
お子さん自身にお礼状を書かせて添えるという方法もお勧めです。

総合的にまとめると、入学のお祝い返しは、
返礼品をお返しすのが無難という事ですね。

続いては、返礼に付ける『のし』について見てみましょう。


画像元:http://yokohama-bunmeido.co.jp/

入学内祝いの『のし』は『内のし』

お返しをする際は『のし』を付けましょう。

入学祝いのお返しは『入学内祝い』という表書きののしを付けて、
その下にはお子さんの下の名前を記載します。

店舗のサービスカウンターなどで、
『入学内祝いののし付けてください』と伝えれば、
適したのしをつけてくれます。
この時、しっかりと『内のしでお願いします』と伝えましょう。

『のし』には『外のし』と『内のし』の2種類があります。

『外のし』は結婚や出産など、
こちら側が相手方にお祝いの意思を表す贈答品に用いる『のし』

反対に『内のし』は内祝い、つまり『返礼品』を意味する『のし』
ですので、表だって見えてしまうのはあまりおすすめしません。

あくまでも『控えめ』を強調します。

『内のし』はのしを貼った返礼品を更に包装紙で包み
相手方にお渡ししましょう。

これは『のし』とは少し違いますが、
贈り物(商品)に名入れをしたものを贈るという事もしばしば。

しかし、相手方の『使いづらさ』といったことを考慮して、
消えもの以外には持ち入らない方がよさそうです。

焼き菓子に名入れなどはまだよいですが、
日用品や記念品ようなものにお子さんのお名前はNG。
飾る様なものはおじい様やおばあ様程度で留めた方がよさそうです。

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お返しの時期は?

内祝いとしたお返しを贈る時期ですが、
入学祝いは入学式前までに贈られているので、
割と早いうちに戴く事と思います。

戴いたら直ぐにでもお返しを!と考える事もありますが、
一般的に多いのは『入学式が終わった後、1~2週間以内』が適度。

あまり間を空けてしまうと、
『今さら感』が出てしまいますし、
早すぎると『やっつけ感』が滲みでてしまいます。

遠方、近郊の方隔てなく、
お届け時期に配慮して手配する様にしてみましょう。

親戚には訪問出来る場合にはよいですが、
訪問出来ない距離の方に対しては、
入学式の時の写真を同封してお届けしましょう。

 

入学祝いと進学祝いの違いは?

入学祝いと同等に使われる『進学祝い』
のしを書いてもらう時にもどちらを使うべきか?

ふっと疑問に思う事はありませんか?

入学祝いも進学祝いもそれほど深く考えずに
使われている事が多く混同してしまいがちです。

広く一般的には『入学内祝い』を使われる事が多いのですが、
『進学内祝い』としても間違いではない様です。

その為、贈る側も『入学祝い』『進学祝い』
どちらで書いて問題はありません。

どちらも受け取り方次第です。

周囲からすれば、新しく学校に入った訳ですから『入学』と捉えます。
しかし、上の学校に進むご本人からすれば『進学』にあたります。

なので、どちらが正しく、どちらかが不正解という訳ではありません。

ただ、中高大の一貫校であれば『進学祝い』がふさわしいとも言えます。

いずれにしても、
迷う場合には『入学内祝い』としておけば無難でしょうか。

 

まとめ

日本には『贈られたらお返しする』という風習がありす。
『義理人情』を大切にする部分ですね。

お返しが必要ないという意見もある様ですが、
『やっぱり贈った方がよさそう』と思うのであれば、
ちょっとしたものをご用意する事をおすすめします。

卒業、入学を迎えるご家庭では出費もかさみ、
親側からのご祝儀はありがたいもの。

早いうちにお祝いを戴いたならば、
『お返しするまで連絡無し・・・』

というのも間が空き過ぎてしまうので、
まず取り急ぎ電話でお礼を伝えるとよりベターです。

その際にはお子さん自身から、
電話の向こうの相手にお礼を伝える様に、
小さな幼稚園児さんなら「ありがとう」の一言でよいので、
電話を変わり伝えるようにすると気持ちが伝わり、相手もうれしいですよね。

返礼品を贈る前にまず『声のお礼』
これもとても大切なマナーであると思います。

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