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観光で訪れて魅了される方も多い北海道は『札幌』。
「札幌で暮らしたい」なんて思う方もいるのではないでしょうか。

ですが、今まで都心部で暮らしていた人からすると
現実は「思ってたのと違うな」と後悔先に立たずと感じる事も。

今回は北海道への移住に対して、
特に中心部である「札幌」での暮らし方を中心に、
筆者の経験からご紹介してゆきたいと思います。

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札幌への移住 その1

住まい(住宅)

ここでご紹介する主な家族構成は「一人暮らし」
そこにペット(猫)で得た経験をご紹介します。

北海道の賃貸物件の殆どは「更新料」というものがなく、
つまり気に入った物件は限りなく長く住む事が出来る
といったメリットが非常に多いと感じます。

さらに一人暮らしでペット無しなら
「1Kでもいいや」と考えると思います。

その場合に家賃相場は驚きの「20,000円台」から揃います。

1DKなら40,000円台などもあります。

築10年以上の木造アパートにおいては、
大家さんの高齢化で経営を続ける事が困難となり、
「強制退居」なんてこともここいら多くなっているので
契約する際は注意しましょう。

永く住めるか事前に確認をしておきましょう。

また、住居を選択する際に注意したいのは、
玄関が内側についているかどうか。

分りやすく言えば玄関を開けたらすぐ外なのか?どうか。
本州では一般的であると思いますが、
北海道では玄関開けてすぐ外という作りの建物は、

冬場ドアが凍てついてカギすら回らかったり開かないといった
トラブルに見舞われる事もしばしば。

合わせて木造の場合は「結露」が酷く、
ドアの下に結露が溜まって凍り、
膨張してドアに隙間が開いてしまったり、
そうした事でドアが開かなくなってしまうのです。

仕事から帰ってこの状態にもなると
外に出る場合はタックル、

外から中に入りたい場合は近所の自販機で
温かいお茶を買ってかけて溶かしたなんてこともあります。
※きちんと拭いておかないと後で凍るので注意です。

 

交通

札幌市は中心地である「中央区」の他に、
・北区
・東区
・白石区
・豊平区
・南区
・西区
・厚別区
・手稲区
・清田区

全10区で構成されていますが、
ここで冬場の事を考えて移動手段のカギになるのが「地下鉄」

最寄り駅が地下鉄であることにポイントを抑える事がお勧めです。

札幌市はJRと地下鉄(南北線・東豊線・東西線)・バス、
中央区周辺は市電がありますが、
長い長い北海道の冬には地下鉄移動が比較的安全圏なのです。

地上を走るJRは特に遅延が多く、
冬場の出勤時には毎朝運行状況のチェックが必要です。

見落として行けば二路線使えない地域などでは
バスに乗り換えるかタクシーを捕まえるなんてこともしばしばです。

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しかし冬場のバスはJRと並んで遅延が多発!!

いつもより30分は早めに家を出るくらいの余裕は
必要になることも少なくありません。

そうした事で出鼻を挫かれてしまわない様、
移動手段が選べる地域を選択することをお勧めします。

 

おすすめの区は?

どこの区がおすすめ?という声も上がりそうですが、
これは「好み」で左右されるのでなかなか難しいところ。

人気となるとやはり中央区。

勤務先が札幌駅周辺であれば
地下鉄南北線や東豊線エリア、
大通周辺が勤務先といえば地下鉄3路線全て止まります。

次いで、地下鉄が2路線通っている豊平区

函館本線と地下鉄1路線の乗り入れがある白石区となるでしょうか。

 

光熱費がやばい!

そして住む場所が決ったら、
どんな建物に住むかで寒い季節の乗越え方が変わります。

札幌とはいえ北海道という土地故に、
最も寒い時期ともなれば朝晩で-10度なんて気温になることも。

冬季は常に日中でもマイナス気温で
光熱費は温かい季節と比較すればうなぎ上りにあがります。

筆者は「安くてもいいんじゃないか」ということで、
初め1LDKの4戸の小さな木造アパートの2Fに住んでおりました。

2Fで南側と西側に窓があり、
非常に陽当たりがよいので冬の間の「灯油代」は
1Fの方と1か月の掛かる費用がおよそ5.000円程度違いました。

窓はペアガラスではあるものの
ヒーターを消すとピーク時の朝の室温は「8度」
現在はマンションですが「15度」程度は保たれているので、

「安さ」を重視して安いアパートにすると
暖房代にお金がかかるといった事が考えられます。

安価でも低層の新築マンションで
家賃40,000円台といったところもあるのですが、
「ガス代」に注意が必要です。

ただでさえ本州に比べるとガス代が高い北海道、
家賃がべらぼうに安い物件はガスの供給に必要である
「設備費用」が入居者の負担となっていることが多く、

大家さんがアパートを建てる際にガスの設備設置する際に
無料にする代わりに入居者負担としているのです。

これはどんな地域でも同じ様ですが、
特に北海道などは本来本州と比べると高い設定が多く、
私自身も自炊をしていた事もあったり、

供給設備が古い(築18年位)といったことで、
冬場のガス代は1か月5,000円程度迄跳ね上がりました。

そうした点でもプロパンよりも
やはり都市ガスの住居を選ぶ事も今後の光熱費節減に
一つ役立てられるといえます。

 

札幌への移住その2

仕事

北海道でも観光地やアクセスのよい「札幌」
見所やオフィスも多く、
もちろん人口の多い地域です。

その為やはり中心街である中央区に多くのオフィスが並び、
もちろんその周辺にも仕事はあります。

正社員であれば特に問題はありませんが、
「派遣社員でがんばろう」となると、
都心で働いていた場合の賃金とは雲泥の差があります。

地方都市であるため賃金が安いというのは否めません。

北海道とはいえ、一人暮らしをするなら、
1,000円以上の時給でないと
生活するのはかなり厳しい状況になりかねません。

「高時給」とされていてもその多くは
「1,200~1,300円程度」

この時給の場合には殆ど交通費込みの場合が多く
さらに北海道の鉄道移動は本州と比較すると高いのです。



交通費

JRでも1区間の料金は210円
地下鉄は200円かかります。

ちなみに札幌での「定期代支給」の多くは
「1日の往復交通費代×出勤日数」が殆どなので、

本州の様な本来の公的交通機関が提示している
1か月定期よりも支給額の方が少ないといった事がザラなので、
初めて働いて定期代をもらって驚く事もしばしばです。

 

札幌への移住その3

意外と暑い夏

「北海道は夏涼しい」という言葉は遠い過去であり、
近年の北海道の夏もそこそこ暑いのです。

日中35度以上になることも多く、
さらにエアコン設置している家庭や集合住宅が少ないです。

熱帯夜というものはありませんが、
日中はそこそこ暑いので熱中症対策は必要です。

ペットはおらず単身移住であり、
日中は仕事で部屋を出ている方なら、
扇風機程度でも過ごす事はできますが、
ペットがいる場合にはそうも行きません。

暑い時期はほんのわずかな時間でも、
ペットにとっては命取りになることも。

実際に移住して初めての夏に愛猫1匹が
熱中症にかかった経験があります。

また、ちょっと築が古い集合住宅ともなると
クーラーダクトというものがありません。

クーラーを購入して設置することすら難しい事も多く、
なにぶん「ベランダ」というものがない物件もあるので
室外機すら置ける場所もないなんてことも。

こうなると笑うしかありません(笑)

そこで私が考えたのは窓に設置する
「ウィンドクーラー」でした。

その際には「窓の高さ」や設置出来る窓なのか
チェックが必要です。

可能な窓であれば簡単設置も出来て
比較的安価で購入出来るのでシーズンオフ時に
置く場所の確保が出来れば快適に過ごす事ができます。

 

厳しい冬

季節が代わり「冬」

寒い時期の方が長い北海道、
賃貸物件の殆どに暖房設備完備がされています。

主に灯油式でFF式が設置されている事が多く、
灯油においては「注文」で灯油店に電話をして
給油してもらうといったシステムもあります。

マンションなどでは使った分だけ
徴収されることが殆どです。

ここでも木造アパートの場合にはなかなか温まりにくく、
鉄筋アパートやマンションは気密性の違いからか
圧倒的に温まりやすいです。

私自身の実証を例に出せば、
築18年の木造アパートで22度設定で
ほどよく部屋が暖まり25度くらいまでになりますが、

築5年のマンションでは20度設定でも23度まで
温める事が出来ています。

また、アパートの場合には時には「雪かき」が
当番制で回って来る事もあり、
特に戸数が少なく管理費も安いアパートに見られます。

そして雪は本当に多いです!
さらに日中気温がプラスになってくる3月頃は
朝晩の気温差が大きくなりツルツル路面の道ばかり。

夏場の対策よりも冬の路面対策がかかせず、
「雪靴」はかなり吟味することで冬の準備は
ほとんど決るといっても過言ではありません。

「衣類の方が大事じゃない?」と思われますが、
案外と衣類はそれほど重視していませんし、

札幌程度であれば上着は温かさ重視するなら、
その内側の衣類は薄めでも全然十分なのです。

仕事や遊びに行くといった点では、
札幌中心街は「地下歩行空間(通称チカホ)」があり、
ある程度主要場所までは外を歩かなくて行けてしまいます。

そして、札幌の各所店舗は非常に温かいので、
アウター下に着込んでしまうと逆に暑過ぎて汗をかき、
風邪を引くなんてこともあります。

 

まとめ

北海道、札幌で新たな生活を初めてみたい方へ、
結構赤裸裸にご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

便利に快適に過ごすには

・住まい
・仕事
・季節に応じた必要なもの

準備という点ではこれくらいかもしれません。

住居を選ぶには光熱費や過ごしやすさを考えたエリアや
移動手段を選択しやすい地域かを視野にいれることをお勧めします。

また、夏が短い土地ではありますが、
時と場合によっては夏期の家電が必要になる事もあったり、
そうとはいえ殆どは寒さ対策の方が重視されてきます。

「安さ重視」を視野に入れると後々色々後悔するので、
築浅で設備がきちんとしたところを選ぶのをオススメします。

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