ソーシャルネットワークサービスとは一体何?

様々な言い方がされていますが、ちょっと一般的にはわかりにくいと思います。

簡単に表現するなら「社交的ネットワーク」さらには、「社交通信」がSNSつまりソーシャルネットワークサービスです。

大きな特徴は、サービスを提供する企業は一切の記事や情報を提供せず、情報を一般ユーザーがサービスに持ち込んで、ユーザー同士で社交的に情報交換を行う不特定複数ユーザーを対象とした無料サービスを指します。

例えば、動画に自由に言葉としてコメントを付けて楽しめるようなサービスや、テレビでデジタル的なアンケートをするような場合は、双方向メディアになります。

双方向メディアがSNSと違うのは、互いにサービスを介して通じ合うのに対し、SNSでは当事者同士が直接1対1で言葉で対応する違いがあります。

本来は電子メールや電話などでは当たり前であった、やや秘密裡なやり取りを誰でも観ることが出来るのがSNSの特徴の一つです。

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チャットの延長?それともリアルな会話?

SNSの生まれる前には、チャットと呼ばれるコミュニケーションがありました。

これも一般的なSNSと同じように、会話の内容全てを第3者が閲覧することが可能です。

しかし、SNSでは自分が見つけたホームページをサムネイルで確認したり、動画をその中で見ることが出来なかったり、ユーザーが個人で発信する情報をサービス内で持つことは不可能でした。

そうしたマルチメディア、クロスメディアに対応した個人の日記をサービスに登録すれば、互いに共有できるというのが、SNS最大の特徴です。

SNSは個人がニュースを自分の言葉を使って自ら作り、それを皆が無料で見ることで、普及してきました。

つまり、SNSを使って楽しいという人は、こうした情報力を活用して自己表現を行う事が出来る能力を持つというわけです。

言い方を変えれば多くの人はまだまだ隠れた才能を持っているのだということがわかりますね。

悪口やマナー以前に、コメントをするためにSNSを使うというのは、SNS依存になりやすい傾向があると言えます。

 

会話の下手な人の特徴

会話が上手くない人は、『聞かない・見ない』という意図的な意識をなかなか持つことが出来ません。

例えば居酒屋で5人程度なら同時に会話を楽しめるでしょうが、これが20人、60人、数百人となると、大抵は近くの人、話が合う人同士の小さなグループへ自然と分かれて会話をするのが普通です。

しかしSNSでは、それぞれの会話に対してアラートや通知が来るため、悪口などは気にしないでいることの方が難しいのです。

特に自分に対する悪口や批判、マナーが悪いユーザーに対してはどうしてもそれを訂正させたい衝動に駆られるものです。

特にそうしたコメントは極端に短い言葉で、尻切れトンボのように投げやりな言葉が多いです。

 

ではSNSの機能で、そうした通知機能を停止させた場合、仮に自分が知らない中で楽しい会話が後に繰り広げられていたら、あなたは疎外感を味わうことにはならないでしょうか?

知らないところの悪口で、マナーの悪いユーザーが自分の評判を落としていないか?

と、気になってしまいませんか?

しかしここが勘違いなのです。

SNSの基本は、参加することではありません。

『自分から情報を発信する』ことが主体です。

仮に興味がある面白い話題があったとしても、入れ替わる新しい情報がSNSに投稿されれば、その話題は過ぎ去った古い話に変わります。

自分に対する悪口は、相手もその反応する言葉を待っています。

あるいはそれが相手に影響することを期待しているのです。

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ところがそうした人が、いつまでたってもサービスにログインしない場合、その悪口自体は存在しないのと同じです。

何故なら、『情報を提供する』ためにログインしているのですから、コメントや評価は常に後回しになるからです。

知らないことは結局存在しないのと同じことになります。

SNSを上手に活用するなら、『自分が面白い、興味がある、人に知らせたい』 そうした情報や話題が出来た時点で、投稿してその対応を楽しめば良いのです。

そして、暫くはSNSからログアウトし、新規にコメントが行われるまで放置しても、悪口も含めそのコメントは記録されたままです。

 

このように上手くタイムラグを使うことで、大半のSNS依存は防ぐことが出来ます。

逆に、自分から情報を発信できない人、悪口を言いたがる人は、常に同じ話題にぶら下がるため、本来のSNSを楽しめてはいないのです。

 

SNSは情報を拾いに行くところではありません。

自分から提供する場所です。

ある種、これがSNSの正しい利用マナーでもあります。

 

マナーの違いを正しく把握

「SNSのマナー」とは何でしょうか?

この答えは単純明快です。

ある程度、相手との会話経験があれば敬語は省略しますし、年齢が近いなら親しげな言葉使いでも問題ありません。

実際に直接よく会う人なら、それこそ悪ふざけも楽しい会話となるでしょう。

ですが、悪口は総じて好かれる要素は皆無です。

SNSのマナーとは自分が学校へ新しく編入するようなものです。

誰もが新入生と思えば、おのずと言葉は選ぶものではないでしょうか?

 

~しますは海外ではキョトン?!

『シェアさせていただきます』この言葉をよく目にしませんか?

不思議なのは、大手メディアの記事をシェアした時に、その企業へメールなどで『シェアしました』と連絡を行わず、SNS内だけで行っていることです。

この反応は、サービスの本家ではユーザーがコメントすることはありません。

『情報を共有して当たり前』なのがSNSだからだと知っているからです。

 

同じように『拡散してください』という要求もありません。

この言葉に対して悪口を言うつもりはありませんが、不思議な反応だと思います。

自分にとって何が面白い、興味ある話題なのかは、観る側が判断するのは映画でもテレビドラマでも小説でも同じです。

それを観て『つまらないね』といった視聴者を非難するメディアは存在するでしょうか?

悪口を言われてもきっと皆こう反応するはずです。

『貴重なご意見有難うございます』情報を提供する側は反応を必ず受け身で応え、情報の質を高めようとしています。

なぜ一般の方はこれが出来ないのでしょうか?

面白ければシェアされるでしょうし、つまらなければ誰も拡散しません。

その自由な情報を発信する側が『マナーだ!』と要求して来る方こそ、SNSの基本的なマナーを知らない人と言えないでしょうか?

気心知れた人にだけシェアしてもらいたいというのなら、SNSではなく、チャットやブログ、あるいはメールの方が確実に拡散してもらえます。

公然と悪口を公表するメリットはあるのでしょうか?

 

依然としてSNSに慣れないユーザーが『シェアします』をマナーの一つだと思っています。

きっと、批判や悪口は許さない』という偏見に満ちた意識がどこかにあるのです。

 

これはSNSの自由度を下げる大きな弊害であると考えます。

悪口を言われたくない、あらぬ批判をされたくないのなら、何故情報を発信するのでしょうか?

そんなことよりも、面白いためになる話題を提供してくれた相手に対し、もっと具体的なコメントで応えるのが相応しいとは思いませんか?

 

言葉選びは常にソフトに

誰だって相手の悪口や言葉に対して頭に血が上り、つい言葉を粗く時には悪口を使うことがSNSではしばし起こります。

悪口やシェアした内容に辛辣な批判や、思わぬ評価があった場合には過剰な反応はむしろ人間的です。

ですが、SNSはデジタルであり、電子化された文字情報と画像や映像だけで作られています。

笑って「馬鹿野郎」と応えているのか、頭に来ていながらも我慢して「おやすみ」と言っているのか、叫びたい気持ちがあるのか、泣きたい気分かは知る術がありません。

この伝達の大きさはチャネルと呼ばれます。

これは伝送路とか、導管などと同じ意味で、最もチャネルが太いのが直接会って1対1で身振り手振りを加えて話している時です。

情報量は目と耳とときには息づかいさえ感じるでしょう。

 

読解力が冷静さを生む

しかしパソコンやスマートフォンでは、こうした情報は丸ごと無視されます。

言葉も音声や動画による限られた時間で表現できるだけです。

つまり、すべて冷たい無味乾燥な文字に置き換えるか、画像で静かに見るしかないのです。

これは電話よりも更に細いチャネルになります。

たった一つの「言葉の重み」はとてつもなく大きいのです。

そして言い間違いや言いすぎた言葉のフォローも、文字による表現です。

会って理解し合えるのなら、SNSの利便性は全く意味がありません。

つまりSNSのマナーは、読解力と文章力が、かなり必要となるのです。

『相手にキチンと伝えよう』それがSNSの本当のマナーなんですね。

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