今回は社会人の夫婦二人が、結婚・就職を経験した後に、海外留学へ。

英語もできない私がイギリスに留学した体験記やメリット・デメリットを綴らせてもらおうと思います。

不安いっぱい、泣いたり笑ったりの一年間でした。

少しでも留学に興味がある方の参考になればいいかな。

願わくは留学してみよう!

という気持ちの後押しになればいいな、と思います。

参考にされて下さい。

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留学のメリット・デメリット

デメリットは?

もともと海外なんて怖いし、日本が世界で一番便利で安全で素晴らしい国じゃん。

と思っていた私でした。

 

しかし夫の夢である留学を実現させてあげたい。

そのために1年間我慢しようじゃないか、といった感じでの留学でした。

 

こんな私なので渡航後は寂しいだの日本語話したいだの我儘も言っておりました。

孤独や不安は大きなデメリットですが、これは個人差があると思います。

私は夫婦二人だったので恵まれていたと思います。

自分の意志で来た場合でも、時には挫折して帰国する子もいました。

 

また、金銭的には大きな痛手です。

ワーキングビザが手に入れば渡航後も収入が望めますが、それでも日本で安定した職に就いていた方にとっては減額となるでしょう。私の場合は渡航のために退職していますので、帰国後の再就職についても不安はありました。

渡航先でも就職支援会社を利用して就活をしながら不安を紛らわしていましたね。

 

もちろんメリットもある!

さて、デメリットばかり述べましたが、それ以上のメリットがもちろんあります!

実際私はあれだけ行きたくないと思っていましたが、今は本当に行って良かったと思っています。

 

とにかく世界は広かった。

日本という小さな国に閉じこもっていることによって、いかに閉鎖的な価値観になっているかを私は気づいていませんでした。

移民だらけのロンドンで、世界各国の世界観を感じることがどれだけ自分を豊かにしたかは言葉では表せません。

これは今後の私の人生の「幸せ」に対する概念を大きく変えたと思います。

 

拙い英語でも少しずつ身についていきます。

それを利用して、他国の人と話をすることは想像以上に喜ばしいです。

自分も相手もいつも新しい新鮮な発見があり、友情が築かれていきます。

 

他国に友人がいるなんて、素敵だと思いませんか。

何よりも一度きりの人生です。

刺激的な、楽しい思い出をつくりたいではありませんか。

私は苦労した以上に、より豊かな経験をして一生の思い出を得ることができたと思っています。

今でも思い出すとうっとりとしてしまうような、胸がキュンとするような、夢のような一年間でした。

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留学前の準備6選

〇資金の準備

学生時代に親のお金で留学することがどうしても気後れしてできなかった夫。

そんな夫の夢をかなえるため、私たちは結婚前からそれにむけて貯金をはじめました。

月々お互い〇万円は貯金する。

そんな感じでコツコツと貯めていきました。

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〇言語の壁への準備

留学前の数か月は一応英会話教室に行きました。

週に一回、50分のレッスン。

はっきり言ってこれは渡航後の役にたったのかどうか…。

英語初心者の私には日本での英会話でのレベルは全くあちらでの語学学校のレベルと違いました。

英語に触れて話す機会を少しでも作っておきたいという気持ちから入会しましたが、そんな機会は渡航すれば山ほどあるので金銭と時間の余裕がなければ無理には通う必要がなかったかもしれません(笑)

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〇留学支援業者への登録

具体的な準備としてまずしたのは留学支援業者への登録。

必須ではないですが、結果的にとても便利でお世話になりました。

一体どこの語学学校がいいのか、住む場所はどうやって決めればいいのか、ビザの取得手続きはどうすればよいのか。

留学しようと思う人の心を折る要因がこのような疑問ではないでしょうか。

 

正直ビビリな私たちはこの支援会社というものにお世話になっておきながら、いつどこでお金をとられるのか終始疑っておりました。

語学学校への入学金などはこちらを通して入金するので、もうそれはそれはドブに捨てる思いで仕方なく入金しました。

でも実際に利用してみると、非常に親切ですし、渡航後もメールで質問に応答して下さいます。

 

いやはや、疑ってすみません…。

もちろん有料サービスもあると思いますが、私たちの場合は結局支援会社にこちらからお金を支払うということはありませんでした。

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留学支援会社にも数種類選択肢があります。

私たちは留学スクエアというところを使わせてもらいました。

理由は無料相談ありで、その他の料金が必要なかったからです。

事務所やホテルのロビーで2,3回相談をさせてもらいました。

その際留学の予算をお伝えしておけば、それに見合うように学校のパンフレットを提示し、案内してくださいました。

語学学校を決めると、入学手続きや授業料の振込など代行でしてくださいます。

ホームページなどを見てもなかなか実感として違いが分からないし、重視する点が人によってそれぞれだと思いますので、学校を探している方には無料相談してみるのは非常におすすめです。

下記の会社はどちらもおなじような料金体系で、ビザの申請代行や大学への入学手続き代行は有料となっているみたいです。

留学スクエア

https://www.lieugaksquare.com/uk/

Able study

http://www.ablestudy.com/service/ryoukinhyou.html

 

〇ビザを取得する

なかなか難しかったのはビザの取得でした。

これに関してはどこの国へ渡航するかによって基準が様々だと思います。

私たちの渡航先、イギリスはビザ取得の厳しいお国柄…。

ワーキングビザは毎年一回の抽選でランダムに決められるらしいですが、取得できればラッキーといった感じみたいです。

 

やむを得ず私たちは学生ビザを取得しました。

ちなみに広島在住ですが、取得のために大阪まで行きました。

やれやれ・・・(笑)

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〇留学先の学校の選択

支援会社ではたくさんの学校のパンフレットを見せてもらうことができます。

前もって予算を提示しておけばそれに合わせて探してくれます。

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私たちの基準はとにかく安さ!

価格を重視すると1クラスあたりの人数が多かったり、学校行事が少なかったりします。

 

〇滞在先の選択

滞在先は語学学校が所持している学生寮に入居することにしました。

ロンドンの地価はとにかくとにかく高い!

日本と同じような生活ができると思っては決していけません。

 

私たちの学生寮は1ヶ月30万円。

どんな豪華な部屋かと思っちゃいますが、二人一部屋、シングルベッドより狭いベッドが二つ並んだだけの殺風景な部屋でした。もちろん浴室はなく洗面台とシャワーはユニット。

 

なんと共同キッチン・ダイニングであるため、ストックしておいたものが勝手に使われる始末。

または勝手にパーティが開催されていてご飯を食べるために座る席がない。

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安全性を求めて学生寮にしましたが、ほとんどの方はホームステイか、アパートを他人と共同で使っていたみたいです。

日本でも普及し始めたホームシェアがあちらでは極当たり前なのですね。

実際私たちも渡航後すぐに引っ越し先を探して1ヶ月で引っ越しました。

最初の1ヶ月は古くて狭い家に高い料金がかかりましたが、渡航後に引っ越すと、土地勘もあるし、実際に大家さんに会って部屋を見て選べるというメリットがありました。

 

しかしすぐに引っ越しをするというのも厄介なことです。

ロンドンなどの大都市の場合は、日本からでも日系の不動産会社を利用して日本語で家を探すことができるみたいです。

 

留学先での準備

携帯電話

イギリスではもちろん日本で利用している会社の電波を使用すると毎月莫大な料金がかかります。

そのため海外旅行中は大抵の方がモバイル通信をオフにしていると思います。

当時の日本の携帯はSIMカードの入れ替えができるタイプではなかったのですが私はとりあえずそのまま自分の携帯を持っていきました。

このとき日本で使用していたソフトバンクで月々の基本プランを中止し、一時的に携帯電話番号のみを返納しています。

この制度を利用すると携帯電話番号は使えませんが、携帯電話自体はそのまま持っていくことができます。(月々500円くらいかかりました。)

wi-fiさえあれば今持っている携帯でLINEやSNSやインターネット検索をすることができます。

街を歩いているときは自由に携帯を使うということはできませんが、ロンドンの場合は比較的Wi-Fiを入手しやすかったと思います。

マクドナルドや大手カフェチェーン店に登録しておけば必要と思ったときにはその付近に行けばWi-Fiにつなぐことができました。

繁華街では公共のWi-Fiもありましたが、弱くて使い物になりませんでした。

また、これだけでは夫とスムーズに連絡を取り合うのが難しかったのでイギリスでも携帯電話を入手しました。

大手メーカーのNOKIAを利用していました。

非常に古い型で、日本ではもう目にかかることもないようなガラケーですが、購入費用は0円。

メールと電話がかろうじてできるくらいでした。もちろん料金をもっと払えばスマホもゲットできます。

これに料金をチャージしておくとイギリスの電波を利用して携帯電話が使えます。

これなら難しい契約をしなくてもチャージしておくだけでいいのでかなり手軽です。

数年間移住される方は携帯会社と契約をした方がチャージしていくより割安だと思いますが、私の様に1年間だけだと契約をしてくれない会社ばかりでしたので、イギリス内での連絡はこの0円携帯にチャージをしながら使用していました。

 

他にも、Wi-Fiルーターを日本で契約してから行くという方法(月々4~5000円)もあります。

イギリスの会社ではTHREEという携帯会社が短期でもWi-Fiルーターを契約をしてくれるということで話を聞きに行ったこともありましたが、残念ながら最近は最短でも2年間の契約期間が必要ということでした。

 

お金の管理

イギリスのATMは日本の様に銀行ごとに分かれていません。

街中のいたるところにATMのような機会が設置してあり、たくさんの種類のカードで手数料なくお金をおろすことができます。

道端に公衆電話の様に置いてあるため、とっても無防備です。

初めてお金をおろしてみるときは、夫がおろしている間に私が周りを見張り威嚇するという警戒ぶりでした。

私たちは日本でイオン銀行のデビッドカードを作っておき、これを使ってお金をおろしていました。

日本よりずっとカード払いが主流であるイギリスですから、クレジットかデビットはあると便利だと思います。

デビットだと毎回の支払いをメールで通知してくれるシステムがあるし、支払い事に銀行からお金が落とされるのでクレジットのように月毎にびっくりしなくてよい、何かトラブルがあったときにお金が落とされた時点で気づくことができるという利点があったからです。

これにインターネットバンキングをあらかじめ設定しておくと、滞在中に振込などもできて助かると思います。

 

銀行の開設

銀行の開設は必須ではありませんが、あちらで給料をもらうことなどがあれば振込先として開設する必要が出てくると思います。

語学学生としての滞在では口座を開設させてくれない会社が多いと思います。

何件か訪店し、HSBCで学生身分でも口座を開設させてもらうことができました。

HSBCは世界的に展開している銀行で、東京に支店もあるみたいですから、東京在住の方にはより便利ですね。

イギリスの銀行は予約制になっていますのでまずは訪店して次回予約だけをとるかたちになるので注意です。

 

イギリス留学体験記

いよいよイギリスへ到着

長いフライトを終えてついにイギリスへ到着しました。

すでにビクビクしている私。

とりあえず宿泊したホテルから電話を使って滞在先となる学生寮に連絡をしなればならないのに、なぜか電話が使えないハプニング。

このときフロントでなぜ電話がつながらないのか勇気を出して聞きに行ったのが、忘れもしない外国人との初めての英会話であります。

ちなみに結局言われたことがよく分からず夫にパスしました。

 

語学学校の学生寮での生活

期待を胸にたどり着いた学生寮は、外観は古き良きロンドンっぽいレンガ造りの建物でした。

そこに各国から英語を学びに来た学生たちが何十人と住んでいるアパート形式となっていました。

月30万円弱(当時ポンドは非常に高かった)でありながらキッチン・ダイニングは共同使用、シャワー室は古いし狭いし、気まぐれにお湯が出なくなる始末。

洗濯機がないため洗濯は近くのコインランドリーへ。

これまたコインランドリーの料金が驚くほど高い。

一回洗濯に行くと乾燥も合わせて2000円ほどかかりました。

 

部屋には小さなベッドが二つ並んでいるだけで、収納やその他家具家電は何一つありませんでした。

テレビは共同のダイニングに1台あるのみ。

冷蔵庫は共用で、一応部分的に割り当てられるのですがこれまた狭い。

食器や調味料はキッチンの棚に置いているといつのまにか勝手に使われています。

若き外国人達は、それはもう堂々と悪びれることなく人のものを使うので、もしかしていちいち気にしている私たちがケチなのではないかと思ってきます。

ある時は明るいスペイン人が勝手に友人を呼んでダイニングでおしゃべりをしているため、席がなくなり、作った食べ物を自室へと持って運んでベッドで座って食べたこともありました。

なんだか思い出しても泣けてきます…。

でもきっと、ここで「席譲って!」と明るく言えば彼らは優しく譲ってくれ、会話がはじまり友情も生まれたでしょう。

何も言わないから必要ないと思われたのです。

今思えば、席が座りたいことを察してくれと思っていた自分にも非があるのかな。

とはいえ、悪いことばかりではありません。

夕食の時などは共用スペースで会話が弾むこともありました。

お互いが語学学生ですので拙い会話ですが、授業以外でも英語を学ぶ機会を得ることができます。

 

現地での引っ越しを決意

しかしこんなところに月30万円弱払って住み続ける訳にはいきません。

早急に引っ越すための情報を集めることにしました。

街を歩いているとどこでも不動さん屋が見つかるので、英語に自信がある方はそこを訪ねても良いのではないかと思います。

私の場合はMixB(ミックスビー)というサイトを利用しました。

これはロンドンに住む日本人向けに日本語で物件の紹介や日常品の売買、イベントや習い事などの情報を提供しているサイトです。

このサイトには引っ越し以外でも大いにお世話になりました。

探してみると、月30万円弱でこのクオリティの家がいかに割高であるかを痛感しました。

もっと安くて素敵なお家がいっぱい…。ロンドンではほとんどの学生や独身さんはホームステイやホームシェアをしています。

私たちは夫婦だったこともあり、他人とのシェアなしで住める家を探しました。

 

そこでMixBを通して気になる物件を持っていたCRMという不動産業者の方との出会い。

この出会いはロンドンで最も貴重な出会いのひとつとなります。

その業者はロンドンへの留学を目指している日本人を支援するために立ち上げられた会社で、日本人の女性とそのパートナーのイタリア人のおじ様で経営されていました。

 

この個人経営という形態にまたしてもビビる私。

初回の面談は彼女の自宅で行われました。

いったいどうゆう形で詐欺に合うのか…。

 

疑う私を気さくに受け入れて物件を紹介してくれました。

仲介料は家賃一か月分の10%。

 

彼女とそのイタリアンおじ様はとにかく世話好きの親切な方。

ロンドンでは部屋を貸しますという広告を個人的に出して、契約書もなく口頭の約束だけでルームシェアをしている方も少なくありません。

特に私のような日本人には難しい英語の契約書を出されたところで困りますが…。

 

この業者は契約書をきちんと作成し、後々のトラブルを発生させないために大家側との交渉などもしてくださいました。

それだけにとどまらず、引っ越しの際の荷物の運搬や買い物を自家用車で手伝ってくれたのでした。

これは一応非公式なサービスですが、無料で可能な限り皆さんにしているみたいです。

 

また、イタリアンレストランやご自宅で料理をご馳走になることもありました。

業者と顧客という関係を超えて、友人として付き合って支援をしていこうというスタンスなのですね。

本当にお世話になりました。

 

しかし私がこのような方に出会えたのはラッキーだったと思います。

いつもこんなに親切な方に出会えるとは限らないでしょうし、なんらかのトラブルに巻き込まれるリスクもあります。

個人的にイギリス人の大家と契約してひどい目に合った友人は数えきれません(門限がある、ベジタリアンを強要されるなど)。

心配な方は日本人向けの大きな会社もありますので、それを利用してみると安心なのかもしれません。

 

CRM

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そんな感じでわずか1ヶ月で引っ越しを完了させました。

新居は月20万円弱で1ベッドルーム+ダイニング・キッチン(光熱費込)。

依然として高いですが、ロンドンにしてはシェアをせずにかなりの割安で探すことができました。

なぜかというと、ここ、大家の庭にあるガレージを改装して新しく家にしたもの。(耐震性とか絶対ない。)

それゆえ引っ越して早々、様々な不備がありました。

排水管詰まっている、床暖房壊れている、お湯が途中で止まる、Wi-Fi届かない、などなど。

挙げればきりがありません。

インド人の大家さんに何度怒って交渉したことか。

そんなことをしている間に、英語力もつくし、変な度胸もついてくるものなのですね。

怒りに任せて交渉をするうちにメキメキと成長する私でありました。

 

初めての登校

ロンドンに移住して5日足らずで語学学校に通い始めました。

日本で入学の手続きをすでにしていましたが、まずは学校のレセプションで受付をしました。

「ん?もちろんこれも英語よね?」

初めから英語で受付できるなら英語を習いにわざわざ来ないよ。

なんて思いながら受付のお姉さんに話しかけます。

 

学生相手なんだから、もう少しゆっくりと話してくれるものかと思いきやそう甘くはありませんでした。

いやお姉さん的にはゆっくりと話していたのかもしれませんが。

結局いまいちよく分からないまま、自分の名前と入学の旨をなんとか伝えて、クラス名と教室の場所が書いてある紙をもらいました。

 

事前にインターネットで簡単な英語のテストを受けた結果、中級のクラスに入ることになっていました。

初めての授業に大変緊張しながら端っこの席に着きました。

クラスは20人以上で語学学校にしては人数の多いクラスだと思います。

クラスの中には20~50代までいろいろな年代の方がいましたが、20代後半の方が多かったです。

ヨーロッパの方は日本人より働き始めるのが遅いみたいですね。

 

また、イタリアやスペインからはリストラや就職難が著しく、職がみつからないため英語を身につけたいという方が本当にたくさんいました。

皆さん私なんかよりずっと本気で英語を学びに来ていました。

 

話が少しそれましたが、初回の授業はひどいものでした。

先生が何を話しているのかほとんど分かりませんでした。

そうなると今自分が何をすべきなのかも分からないし、隣の人と話し合えと言われてもドギマギしてしまって、なんの言葉も出てきませんでした。

とにかく「I don’t know」を連発していたのではないでしょうか…。

 

それでも外国の方は紳士というか、たまたま運が良かったのか、こんな私にとても親切にしてくれました。

優しく教えてくれたり、教科書を見せてくれたり。

そんな周りの生徒の親切に触れて感動する一方、情けなさと今後の不安でいっぱいといった感じで初回の授業が終わりました。

 

ちなみに事前テストで中上級レベルだった夫も同じように玉砕していました。

二人でパブに行き、ビールを片手にドンマイ会を開いたことを覚えています。

 

少しずつ、少しずつ

初日の授業で玉砕した私は、翌日から1つレベルを下げて初中級レベルへ移りました。

こちらでも先生の話すスピードにはなかなかついていけませんでした。

英語といえば受験のために勉強したのみであり、リスニングやスピーキングなどの実用的なことができていなかったのですね。

反対に文法や単語は私には簡単すぎると感じていました。

周りの生徒たちは英語でペラペラと話している、こんなに話すのが遅いのは自分だけだと、恥ずかしくて話すのが億劫でした。

 

しかし落ち着いて聞いてみると、彼らの話す英語は全く文法的に正しいものではありませんでした。

三人称単数なんて、誰も使おうという気もありません。(もちろんこれは初中級クラスだったからです。)

過去形や疑問形だって、誰も気にせずに話していました。

ほとんどがヨーロッパと南アメリカの方でしたが、この人たち、文法も、単語も、発音も、めちゃくちゃ…。

文法的な問題を解くとそれは顕著に示されました。あんなに早口で英語しゃべっていたのに、衝撃的なほど答えが合っていない…。

 

このことに気づいてから、文法に気を取られすぎる必要はないのだとわかりました。

だって、それでもそれなりにみんな意思疎通をとっていたのです。

誰も間違うことを恥ずかしがったり恐れたり、笑うことなどありませんでした。

自分の頭の固さに初めて気が付きました。

生徒間で伝わらないことがあると、なぜかすぐ自分の発音が悪いせいだと思っていました。

しかしそうではないのです。

彼らがその単語を知らないだけ。

それでもあんなに堂々と英語を使ってコミュニケーションをとっている彼らを心の底から尊敬しました。

 

とにかく思い切って話してみる。

伝わらなくても恥ずかしくなどない。

そう自分に言い聞かせると、自然とコミュニケーションをとることが楽しくなります。

何か簡単な事でも伝わると、うれしくなるのです。

相手の国について、街について、些細な発見をすることや、自分の国について相手を驚かすことができると、会話は本当に楽しいものになりました。

特に最初のうちは知らないことだらけで小さな発見がたくさんありました。

イタリアやスペインではヌードで行くビーチがある、ブラジル人は毎日仕事終わりにビーチに行く、そんな陽気な国の人からすると日本から来た私は生真面目で珍しかったと思います。

 

クラスでゲームをすると、いい大人がみんな夢中になって取り組みました。

たまにズルをしてでも本気で勝とうとするのです。

日本では大人気ないともとれる行動でしたが、私はそんな雰囲気も好きでした。

少しずつ、少しずつクラスに馴染むようになり、1ヶ月したころには先生の言っていることもほとんど理解できるようになるまでリスニング力がアップしていました。

そのころには友人と言える子もできてきました。学校帰りにパブに行ったり、クラブに行ったり、公園で楽器を演奏したり、ピクニックをしたりしました。

いつの間にか学校が楽しくて、張り切って通っていました。

 

1か月余りでたくさんの友人ができたのはやはり相手が外国人であったからではないでしょうか。

みんな本当にフレンドリーです。

一日授業で隣に座れば、友人として遊びに誘ってくれます。

その場には私の知らない友人の友人がいたりして、その場合もすぐに仲良くなれるのです。

そんな雰囲気なので、私のクラスの友人と遊ぶときにも、当然のように夫を連れて行きました。

 

日本では、A子とB子は知り合いじゃないから、今回はB子を誘うことはやめておこうとか、まだ少し気を使う仲だから二人きりは悩むなとか思っていた私でしたが、ロンドンに住んでからは全くそのような事は考えなくなりました。

いつの間にか私は、ロンドンのそんな雰囲気が大好きになったのでした。

 

お気に入りスポット その1

Shoreditch(ショアディッチ)

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東ロンドンに位置するこの場所は比較的新しい街で近年になってたくさんのお店が出てきたようです。

きれいな街並みのロンドンのイメージとは少し違っていて、移民の方や若い方がたくさん集う街です。

ここは多国籍なマーケットやおしゃれなカフェが並んでいていつも刺激的です。

 

フードマーケットではヨーロッパ料理、アジア料理、南アメリカ大陸、アフリカ大陸などもう世界中からの移民の方が自国の食べ物を安価で提供してくれています。

色とりどりの食べたことないものが並んでいて、それを見に行くだけでも毎週楽しみでした。

レストランで食べるとお値段がはるロンドンですから、マーケットで多国籍な料理や雰囲気を楽しむのもありだと思います。

 

Shoreditchのマーケットはフードだけではありません。

数多くある出店にはそれぞれ個性的なグッズを販売していて、これもまた見て回るだけで刺激的です。

アーティストを目指す若い人々が作品を世に出すためにこのマーケットを利用していますので、アーティスティックな作品に出会える場所でもあると思います。

 

ブリックレーンマーケット

Brick Lane
Brick Lane, London. Online guide to Brick Lane's markets, galleries and restaurants. What's on, opening times, how to get there...


 

お気に入りスポットその2

The Regent’s park(リージェンツパーク)

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ロンドン市内にはたくさんの巨大な公園があるので、観光本を見てもどこに行くか悩んでしまうと思いますが、私はここが一番きれいで洗礼されていると思います。

とにかくいつも公園の管理に抜けがありません。

園内には見事な花々がいつも植えられていて、池にはたくさんの水鳥がいます。

花は常に植え替えられていて、枯れているのをみることはありません。

 

ロンドンではよくあることですが、リスもたくさんいるのでナッツなどを持って出かけると手渡しで餌をやることもできます。

広い芝生にたくさんのきれいな花を見ながら、よくピクニックをしました。

ちなみにロンドンの方はピクニックが好きなのでピクニックグッズは日本より格段に素敵なものが揃いやすいです。

 

池ではボートに乗ることもできます。

夏でもそれほど暑くなることはないロンドン。

冬以外はここは楽園かと思ってしまいそうな場所です。

 

リージェンツパーク

The Regent's Park
The Regent's Park is the largest grass area for sports in Central London and offers a wide variety of activities, as well as an Open Air Theatre, the Lo...


 

お気に入りスポットその3

Columbia road(コロンビアロード)

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ここも東ロンドンに位置します。

そんなに広くない道に、日曜日にはフラワーマーケットが開催される場所であり、とにかく混んでいます。

しかしその活気はすごいです。

お値段も安くお花がゲットできるのでうれしい。

 

歩行者天国になっているフラワーマーケットの露店側では、おしゃれなカフェや雑貨やアートショップなどの小さなお店が並びます。

人混みと活気に少し疲れたら少し外れてお店をふらふらと見て歩くのもいいと思います。

 

SUCK and CHEW

イギリス人の駄菓子屋的なお店。

キャンディーを中心に昔ながらのお菓子を売っています。

包装もかわいいのでイギリス伝統菓子のファッジを買ってお土産にするのも良いかもしれません。



 

RYANTOWN

アーティストのロブ・ライアンによる切り絵が飾られているショップ。

世界的に有名であるが、彼のショップは唯一ここに開かれている。

ハンドメイドとは思えない精巧な作品を見ることができます。

Ryantown
Rob’s shop Ryantown can be found on East London’s Columbia Road, home of the famous flower market on a Sunday. The inspiration for Ryantown is ta...


 

Lilyvanilli bakery

おしゃれでかわいいカップケーキを中心としたスイーツショップ

Lily Vanilli Bakery located in Columbia Road, Cakes, Coffee
Well loved Columbia Road bakery by Lily Vanilli with seasonal cakes, tarts, sausage rolls, pastries, juice and coffee. Vegan and gluten free available


 

お気に入りスポットその4

Maltby street market(モルトビーストリートマーケット)

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またマーケットですが…。

ここは2010年ころから高架下の倉庫だったところにロンドンの有名店がお店を出し始めたことで最近話題です。

近くにある有名なバラ・マーケットほどの規模ではありませんが、私はこちらの方がおしゃれで洗礼された出店が揃っていると思います。

バラ・マーケットはとにかく人も多いし、観光地化されている感じなのでそれを避けたい方にはおすすめだと思います。

生ハムやスイーツ、ハンバーガーなどいろんなものがあるフードマーケットです。

ワインやビールの醸造所もあって作りたてを味わうことや、手作りジャムやチーズを買って帰ることもできます。

ただし週末しかやっていないので注意です。

 

モルトビーマーケット



 

まとめ

書いていればきりがないほど素敵なエリアがあるロンドン。

そこにあるお店がどれもこれもかわいくておしゃれ。

不便なこともたくさんあったけど、やっぱりまた行きたいなぁと思うのは、こんな素敵なお出かけが毎週のようにできたからだと思います。

以上、私が留学前に疑問だったことや留学体験記を中心にご案内してきました。

面倒くさいことはいろいろ、不便なこともいろいろとあります。

しかしそれ以上に素晴らしい経験と思い出を得ることができる留学。

お金もかかりましたが、何事にも代え難い素晴らしい使い道だったと思っています。

全く海外に興味のなかった私でも、一ヶ月で大体の事には慣れました。

きっと自ら行ってみようと少しでも思っている方なら、もっとスムーズに現地に心を開いて楽しむことができるのではないでしょうか。

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