赤ちゃんが夢中で何か
話しかけてくること、ありますよね。
その一生懸命なしぐさに
思わずきゅんとしちゃいますよね。
そこで気になるのは、
いつから言葉を話すようになるか。
早く自分の子供とお話してみたいな♡
とわくわくしているママさん、パパさんも
多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
赤ちゃんが言葉を話す時期と内容や、
教え方で発達に影響があるかなどを、
アンケート結果も交えてまとめてみました!!
いつから話し出すか楽しみですね、
ぜひ参考になさってくださいね。
赤ちゃんが言葉を話すまでの段階
生後1~4週間
おむつの汚れやお腹が減った時、
また暑い、寒い、まぶしい、痒いなど、
いろんな不快を泣いて表現します。
当然まだ言葉は話さず、寝ていることも多いです。
4週間~
徐々に泣き方にも変化が出てきます。
おむを変えてほしいときと、
お腹が減った時の泣き方が違うなど、
ママやパパなら微妙な違いに
気づけることも出てきます。
2~6ヶ月
最初はクーイングと呼ばれる、
言葉の原型から始まり、徐々に
喃語(なんご)と呼ばれる発声
(意味のない言葉)を話すようになります。
クーイング
「クー」「ウー」「あっあっ」「あうー」など、
母音を使用するもの。
喃語(なんご)
「ばぶばぶ」「んまんま」「だーぱー」など、
2音以上の言葉。いわゆる赤ちゃん言葉ですね。
6~10か月
個人差もありますが、ママやパパが
話す言葉を真似しだす時期になります。
1~2歳
少しずつ単語と意味を理解して
言葉を話し始めます。
「パパ」「ママ」を理解して
使うようになったり、
2歳ごろでは、お腹がすくと「まんま」や、
「ぱぱ、あっち」など
2語文になります。
2~3歳
「なんで?」「どうして?」と疑問形で
話すことが増え、大人の対応力が試されます。笑
また、単語も1000語程度話せるようになり、
目覚ましい成長を見せてくれます!!
いつから喋る?大規模アンケート結果
厚生労働省が12,426名から、
赤ちゃんがいつから言葉を
話し始めるか、アンケートを取った
結果をまとめてみました。
「一般調査による乳幼児の言語機能通過率」によると、
1語以上の単語を言うのが、
- 早い赤ちゃんの場合、7~8ヶ月で2.2%
- 1歳~1歳2週間で57.6%の赤ちゃんがしゃべるようになる。
- 1歳6ヶ月~7ヶ月で94.7%の赤ちゃんがしゃべるようになる。
とのことでした。
大体1歳で、半数くらいの
赤ちゃんが話し出すようです。
ただ、個人差がありますので、
自然と赤ちゃんが言葉を発するまで
見守っていってあげてください。
ちなみに、
実は赤ちゃんは言葉をしゃべるよりも先に
言葉を理解していると言われています。
はっきりしゃべり出す前の生後半年~1歳未満の
赤ちゃんでは、赤ちゃんに名前を呼び掛けると
反応することもあります。
言葉をしゃべらないからと言って、
適当にならず、きちんと向き合って
コミュニケーションをとってあげてくださいね。
コミュニケーションで早く喋るようになる!?
一般的な赤ちゃんの話し出す
時期は分かっていても、
自分の赤ちゃんがいつから話し出すか、
やはり気になってしまいますよね。
巷では、よく兄弟姉妹がいると
話し出すのが早いなどといいますが、
一概には言えず、
逆に上に兄弟姉妹がいることで、
パパやママのほかにも世話を焼かれ、
かえって発達が遅くなっているのではないか
というお宅もあります。
どういった環境であっても、
やはり赤ちゃんの個性が
大きく作用するので、
神経質になりすぎず、
いつから話し出すか、楽しみに
待っている心の余裕を持っていましょう。
また、先ほどもお伝えしたとおり、
赤ちゃんは言葉を話せなくても
パパやママのいっていることを
理解していることもありますので、
話しかけや、うまくいったときに
目を見て褒めてあげるなど、
愛情をしっかりと態度に
表すようにしてあげてくださいね。
赤ちゃんとできる!!発達に合わせた遊び方
赤ちゃんの発達に合わせて、
楽しめる遊びをしてみませんか。
赤ちゃんとはいつから遊べるの?
と疑問に思ったことも
あるかもしれませんが、
産まれてすぐからコミュニケーションを
とることができますよ!!
パパやママと「楽しい」気持ちを
共有できると、赤ちゃんの心の発達に
とてもいい影響がありまので、
ぜひ試してみてくださいね。
生後0ヶ月
まずは目を見て微笑みかけましょう。
赤ちゃん視力はまだ弱いので、
はっきりとは見えていませんが、
近くのものや、特に人の顔に
注目すると言われています。
生後3ヶ月
赤ちゃんの目の前で優しく両手でたたき、
パチパチ音をさせます。
そのあと、赤ちゃんの左、右、上など、
いろいろな方向から聞かせると、
赤ちゃんが音の出るほうを見ることがあります。
「どこかな?」と言いながら
赤ちゃんがそちらを見たら、
「あったね!」などと声をかけるとよいですね。
生後6ヶ月
興味をもったものに
手を伸ばし始める時期ですので、
おもちゃを「はいどうぞ」と渡したり、
ボールを赤ちゃんのほうに
転がしたりしてみましょう。
そのうち、赤ちゃんのほうから
大人に手渡してくれるかもしれません。
教え方のコツをつかみましょう。
生後9か月
積んであるものをくずすのが楽しい時期です。
一瞬で形が変化したり、
音が出たりするのがおもしろいと感じます。
最初は大人がやって見せて、
遊び方を教えてあげましょう。
1歳
パパやママにつかまりながら、
よちよちあることができ始めます。
好きなおもちゃや、〇〇まで
と目標を決めて、
一緒に歩いてみると喜ぶかもしれません。
それぞれの発達具合に合わせて、
パパやママがいろんな教え方で
遊びを教えてください。
いつから○○をするべきというものは
ないので、お子さんに合わせた
遊びを取り入れてあげてくださいね。
胎教って?産まれる前からできること
胎教とは、
「妊婦が精神安定に努めて、
胎児によい影響を与えようとする」こと。
赤ちゃんに、お腹の中にいるうちから
何かを教えなきゃ!!
というものではありません。
お腹に話しかけたり、
赤ちゃんの動きに合わせて
お腹を刺激してみたりなど、
お腹にいるうちから
コミュニケーションをとることによって、
発達に影響があると言われています。
確かな根拠は
確認されていませんが、
ママの声が心地よいのは
確かなはず。
たくさん話しかけてあげてくださいね。
またいつから始めるのか
気になるところですが、
脳が記憶する可能性がある
妊娠3ヶ月ごろから7ヶ月頃を目安に
意識してみてください。
胎教にいいとされる音楽を
少しだけご紹介しておきますね。
やっぱり人気はクラシック音楽。
ママも赤ちゃんにもヒーリング効果は抜群です。
うちの子大丈夫?ママができる子供のケア
発達には個人差があり、
いつから話し始めるという
目安はあるものの、
基本的には焦らず
子供の様子を見守ってください。
それでも何らかの障害や病気によって、
言葉が遅くなるのも事実です。
まずは、耳に異常がないか
確認してみましょう。
幼児に多い滲出性(ちゅうすいせい)中耳炎
は早期治療で完治します。
発達障害や知的障害の場合は、
喃語を話さず、いきなり単語を話すようになる。
また、笑わない、泣かない、目が合わない
などが見られる場合は、
小児科で相談してみてください。
2歳になっても話さない場合は、
発達障害や知的障害の可能性があります。
いつから変わった様子があったのか、
記録しておくのもいいでしょう。
最後に
ということで今回は、
赤ちゃんが言葉を話す時期と、
発達段階に合わせた遊びの教え方や
コミュニケーションの取り方を
お伝えいたしました。
あくまで個人差があることなので、
教え方や発達速度にこだわらず、
楽しく成長を見守ってくださいね。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。