桜というとソメイヨシノが有名ですが、
「淡墨桜(ウスズミザクラ)」という
桜の品種をご存知でしょうか。
あまり耳にしない薄墨桜とういう名前ですが、
実は岐阜県本巣市が誇る
国指定天然記念物なのです。
淡墨桜ってどんな桜?
実物を観て観たいけどその開花や見頃、
場所へのアクセスとは・・・。
今回は「淡墨桜」の2019年開花予想と
見頃についてと、駐車場や混雑状況も
見てみましょう!
淡墨桜の開花予想
2018年は桜の開花が全般的に
早かったです。
岐阜県の桜の開花は
3月19日の開花となりました。
そして、満開は3月26日となりました。
平年よりも9日も早く満開を迎えました。
桜の開花日から約1週間~10日で満開となるので、
開花日を目安に、お好みのタイミングで
お出かけされるといいですね。
お出かけされる前に
桜の開花状況を確認しておきたい方は、
ウェザーマップの桜開花予想公式サイトを
ご覧くださいね。
淡墨桜の見頃は?
2019年の根尾谷の淡墨桜の満開予想は
4月4日と予想されています。
3月30日、31日
4月6日、7日の土日はちょうど良い
お花見の日程となりそうです。
淡墨桜の見頃となるのは
開花から3日目以降。
3日目に五分咲きとなり、
開花から一週間で満開を迎えます。
そして、
散り際のさくら吹雪に情緒を感じる方は
開花より2週間立たないくらいがベスト。
ただ、急激な冷え込みや、極端な暖かさになると
桜の開花ペースにも変化が生じます。
淡墨桜を見に行かれる方は、
桜の開花前後の気温も
チェックしておきましょう!
岐阜県本巣市の『淡墨桜』
淡墨桜とは?
岐阜県本巣市にある
「淡墨公園」の1500年以上の樹齢を誇る
エドヒガンザクラの古木をいい、
日本五大桜や三大巨桜に含まれています。
ちなみに日本の五大桜は
大正12年に天然記念物に指定された桜達。
・三春滝桜
・山高神代桜
・狩宿の下馬さくら
・淡墨桜
日本の三大桜は樹齢1000年以上の巨木達。
・山高神代桜
・淡墨桜
淡墨桜は
『五大』『三大』桜の両方に入っている日本でも
『超』が付くほどの有名な桜なんです。
現在では樹木医や地元の方々の手により守られ、
苗木を分けて同県内や愛知県などにも
子孫がいるそうです。
この木の保護には
大正から平成にかけて活躍した作家、
「宇野千代」も係っていた事でも
有名なのだそうです。
花自体の特徴としてその時々に色を変え、
蕾の状態では薄いピンク色・開花の時には白、
続いて散り際ともなると珍しい薄墨色へと変え
名前の由来はこの散り際の色にちなんでのこと。
なお、
1922年には国指定天然記念物として指定され、
多くの観光客の目を楽しませています。
画像元:http://www.tree-flower.jp/
淡墨桜のライトアップ
薄墨桜が開花すると
夜にはライトアップがされ、
日中とはまた違う面持ちを魅せてくれます。
ライトアップされた淡墨桜は、
闇夜に浮かぶ桜花の天の川のようのに
幻想的です。
ライトアップの時間は
19時頃から21時頃まで点灯しています。
ライトアップには薄墨桜に影響を与えない
LED照明を使うなどの配慮がなされています。
なお、ライトアップ終了後でも
公園への立ち入りは可能。
特に時間の制限がないという点では
見物する側からすると助かりますね。
淡墨桜へのアクセス方法
車でのアクセス
いずれもカーナビの目的地を
「根尾分庁舎」と設定して下さい。
淡墨公園付近まで向かう事が出来ます。
●名神高速道路
岐阜羽島(ぎふはしま)ICから約1時間20 分
●名神高速道路
大垣(おおがき)ICから約1時間20分
●東海北陸自動車道
岐阜各務原(ぎふかかみがはら)ICから約1時間20分
●東海環状自動車道
関広見(せきひろみ)ICから約1時間10分
カーナビを利用して向かう場合には、
目的地として「根尾分庁舎」で設定すると、
公園付近まで向かう事が出来るといいます。
名称;本巣市役所 根尾分庁舎
電話番号:0581-38-2511
住所:岐阜県本巣市根尾板所625-1
アクセスマップ
淡墨桜は正式には「根尾谷淡墨桜」
場所は岐阜県本巣市の「淡墨公園」内にあります。
スマホの位置情報を
ONにしてルート検索をして下さい。
現在地から淡墨桜までのルート情報が表されます。
淡墨桜の駐車場
淡墨桜の開花シーズン中には、
臨時の市営有料駐車場が
4つ用意されています。
合計の収容台数は約700台となっています。
駐車料金(1回)
普通車・軽自動車 500円
マイクロバス 1000円
大型観光バス 2000円
バイク 200円
駐車料金の徴収時間が午前8時~午後8時30分まで。
これ以外の時間は料金はかかりません。
駐車場の位置は下記のガイドマップをご確認ください。
淡墨桜の混雑状況
混雑や渋滞においては
道幅が狭いところもある様なので、
シーズン中の混雑はかなりのもの。
特に休日となると混雑はかなりきついです。
渋滞の車列に並び始めて
駐車場に車を止めるのに、
2時間以上もかかったなんて事も
ざらにあるようです。
淡墨桜の状況
これ見るのに駐車場500円… pic.twitter.com/5oM6d8NkLK— ald (@half14121) 2018年4月7日
平日なのに4キロ以上の渋滞なので、御時間のある人は薄墨桜は水鳥駅から電車がいいかもしれない。
— 紀伊国屋虎辰 (@k_kinokuniya) 2017年4月13日
淡墨桜は通行規制がかかるだろうから、駐車場から、テントまで何往復かしないといけない…(;´д`)
— ねこちゃん (@NekoSnackShop) 2018年3月20日
渋滞に巻き込まれない為には、
早朝組に現地に向かうか、
または、あきらめて電車での来場に
するしかありません。
会場周辺は混雑しており、
毎年のように追突事故や
接触事故が起こっています。
安全運転はもとより、
万が一事故に遭遇した際に、
スムーズに処理ができるように
ドライブレコーダーの設置をおすすめします!
備えあればうれいなしですね!
なお、
根尾地域にはガソリンスタンドが1軒ありますが、
残念ながら日曜日が定休日となっています。
当日は事前に給油をしてからお出かけください!
電車のでアクセス
淡墨桜がある「淡墨公園」の最寄り駅は
樽見鉄道「樽見駅」となります。
樽見駅から淡墨公園までは 徒歩で約15分。
※下車後の交通機関はありません。
●各方面から大垣駅まで
名古屋駅 → 大垣駅
JR東海道線(快速利用)で約30分
米原駅 → 大垣駅
JR東海道線で約35分
●大垣駅から樽見駅まで
大垣駅 → 樽見駅
樽見鉄道で約1時間
注)樽見線は運行本数が少ないので、運行時刻を事前に確認にしておきましょう。
樽見線時刻表はこちら
淡墨桜のバスツアーは?
開花シーズンともなると花見スポットを含めた
ツアーが組まれる事も多いのですが、
淡墨桜を含むツアーはあるのでしょうか。
その多くは「バスツアー」として、
各旅行会社で淡墨桜と合わせて周辺地域にある
有名スポット「モネの池」など、
なかなか個人的に行きづらい地域にある
有名所を巡るツアーを発売しています。
駐車場や電車の時刻を気にすることがないので、
こうしたバスツアーを利用してストレスなく
楽しむお花見もいいと思います。
電車でのアクセスの場合にも、
最寄り駅の「樽見駅」はJR大垣駅から
1時間あまりかかります。
しかも、
樽見線には指定席などの
有料特別席は準備されていません。
シーズンピーク時には1時間立ちっぱなし・・・。
なんてこともあります。
そうした点でも
観光ツアーをチェックして出向いてみるのも
とってもおすすめです。
お昼付きなどを選べばさらに安心、
バスツアー以外にも宿泊付きのツアーや、
バス以外の列車や飛行機で行くツアーなどもあるので、
発着場所によって用意されてるものも様々です。
おススメのバスツアーはこちらから!
まだまだ寒い3月4月!お手軽?防寒グッズ
花の便りとはいえ、桜が咲く3月、4月は
まだまだ寒いですよね。
外に居ることが長くなるお花見には防寒対策は必須。
お花見以外にも役だつお手軽便利な防寒グッズを
確認してみましょう。
衣類にシュッとひと吹き「ポカポカスプレー」
衣類に吹きかけるだけであったかいなんて、
お手軽すぎますね・・・。
カイロ?携帯バッテリー?「エネウォーマー」
カイロが携帯充電バッテリー?
充電バッテリーがカイロ?
便利な充電式ポケットカイロです。
めっちゃ寒がりなあなたに「ぬくさに首ったけ」
電熱線内臓のインナーベスト。
1度着たら手放せません。
お花見の場所取りに最適?「歩ける寝袋」
寝袋なのに寝ない要素も取り入れる・・。
もはや、あったかい袋ですね。
GWも桜を楽しむなら北海道へ!
桜の季節は今だけではありません。
桜前線はゆっくりと北上し、
GWには北海道で桜が見頃を迎えます。
日本の四季は、各地に足を運べば、
長く楽しめるのが魅力的でもありますよね。
そんな、北海道旅行を手堅く、安く行くなら
やっぱり早めの予約に限ります!
ネット予約にせよ、ご自身の直接手配にせよ、
早い段階での予約に勝る激安はありません!
筆者の経験上、
北海道の激安ツアー予約であれば楽天トラベル
が最強ではないかと思っています。
予約数でツアー料金が増減する
楽天トラベルのシステムは、
簡単に言えば早い者勝ち!
予約が早ければ安くなる明快なシステムです。
絶対安く!と言うのであれば、
楽天トラベルの一択ですね。
また、航空券は先に購入したけど、
肝心な宿泊先がまだ決まっていない・・・
そんな方は、楽天トラベルの前に、
ホテル予約サイトの「トリバゴ」をおすすめします。
トリバゴでは予告なしで
トリバゴ独自のセールを開催しているので、
楽天トラベルのサイトよりも同じホテルが
安く泊まれることもしばしばあります。
最終的にどの予約サイトで
ホテル予約をしてもいいのですが、
先ずはトリバゴを見てから予約された方が賢明です!
その他、宿の予約は旅行代理店各社で
行うことができます。
まずは、
ツアーや宿の空き状況をチェックしておきましょう。
▼ツアー・ご宿泊の予約はこちらから▼
まとめ
地域の方々に守られ
大切に育てられ歴史のある『淡墨桜』
アクセスには長い時間を要する場所ですが、
観光を兼ねて出掛けてみるには
とてもよい場所だと思います。
今年はいつもの桜ではなく、
1500年以上の歴史を持つ
『淡墨桜』を堪能してみてはいかがでしょうか。