夏を告げる風物詩と言えば、
夜空を小さく照らす「ホタル」。
広島にもホタルを見れる穴場スポットが
いくつもあります。
ホタルの観賞スポットは
いくつもあるのですが、
実はどこにあって、
いつ頃見れるのか知らない・・・
実はそんな方も結構いたりもします。
今回はホタル観賞スポットと
ホタル観賞する際のポイントや注意点を
ご紹介していこうと思います。
広島県のホタルの見頃
広島県で鑑賞できる見頃ですが
ゲンジボタル→6月中旬~7月上旬
ヘイケボタル→6月中旬~7月中旬
となります。
そもそもゲンジボタル、ヘイケボタルの
違いってご存知でしょうか?
簡単にご紹介いたしますと、
ゲンジボタルとは…
日本のホタルの中では大型で光も明るい 。
ヘイケボタルとは…
1秒程度でゆれるような光を発光。
このような違いがあります。
ここだけでも覚えておくと
観賞時は更に楽しくなりますね。
広島県でホタルが見られる穴場スポット7選
ほたる見公園
その名の通り、
ほたる見公園はホタルが見られる公園です。
ここではキャンプも可能ですので
昼はキャンプを楽しみ
夜はホタルの乱舞を満喫できるという
絶好なポイントです。
観賞エリアは公園沿いの小川となります。
広島県庄原市口和町大月2-1
【アクセス(鉄道)】
JR三次駅→車25分
【アクセス(お車)】
松江道 口和ICから県道39号経由2km5分
【駐車場】20台(無料)
特別名勝 三段峡
国の特別名勝に指定されている三段峡。
夕涼みの散策を楽しみつつ
ゆっくりとホタル観賞するのが
おススメです。
こちらも、
キャンプ場がございますので
子供連れでも十分ゆっくりとできる
スポットとなります。
広島県山県郡安芸太田町柴木川
【アクセス(お車)】
中国道 戸河内ICから車で10分
【駐車場】あり(無料)
湯来町ホタルロード
温泉町周辺でホタルが鑑賞
できるスポットとなります。
湯来温泉街から打尾谷集落までは、
約2kmのホタルロードが整備されてます。
温泉でゆっくり体をほぐした後
ホタルを観に行けるのはとても
ロマンチックですね。
広島県広島市佐伯区湯来町多田周辺
【アクセス(鉄道・バス)】
JR広島駅より山陽本線約20分
JR五日市駅南口よりバスで70分
【アクセス(お車)】
広島市内中心部より
西広島バイパス(国道2号)→
国道41号→国道433号→湯来温泉(約50分)
【駐車場】60台(無料)
岩戸集会所周辺
こちらでは地元の子供たちが描いた
絵提灯がホタルロードを照らしていたり
ホタルを散策しながらクイズに
答える参加型のホタルウォークラリーなど
子供と一緒に参加できる珍しい
イベントも開催されます。
その名も「いわどホタル祭り」
是非参加されてはいかかでしょうか?
広島県山県郡北広島町岩戸
【アクセス(お車)】
浜田自動車道大朝ICから車で10分
【駐車場】あり(無料)
【開催日程】
2018年6月下旬18時頃から
【場所】
岩戸集会所
【お問い合わせ】
北広島町観光協会大朝支部
〒731-2104 広島県山県郡北広島町大朝2493
TEL 0826-82-2211
山野峡県立自然公園
ここは自然でいっぱいですので
釣りや川遊び、ハイキングを
楽しむ人に非常に人気があります。
園内にはキャンプ場もありますので
時間を気にせずホタルの観察ができます。
思い出が沢山残ること間違いなし。
恋人と一緒に自然と触れ合うことで
また、違った一面を見れる場所ですね。
広島県福山市山野町
【アクセス(お車)】
山陽自動車道福山東ICから車で約30分
【駐車場】120台(無料)
【アクセス(鉄道・バス)】
JR福山駅から
中国バスでフジグラン前まで約35分
フジグラン前より北辰バスで
山野田原まで約40分
福山市神辺町堂々川
江戸時代につくられた石積みの砂防ダム
現在も砂留として土石流を防ぐ機能を
有しています。
その周りを流れるのが堂々川。
堂々川ホタル同好会の方々が
ホタルを守って下さっており
1000匹以上も飛び交うことがあるとか。
その光景は見事なものです。
近くには堂々公園がございます。
そちらには駐車場がございますので
行かれる際はそちらへ駐車をして下さいね。
福山市神辺町西中条周辺
【アクセス(お車)】
山陽道福山東ICから車で20分
【駐車場】50台(無料)
志和堀ホタルの里
半川の散策道では約400~500メートル渡り
ホタルが飛び交っています。
地元では生活用水を流さない
物を捨てない等を行い環境を
守られています。
規模は小さいですが
こちらではゲンジボタルが
観賞できるスポットです。
広島県東広島市志和町志和堀新市
【アクセス(お車)】
県道瀬野福富本郷線を
右折(県道33号線)→東へ10分
【駐車場】あり/志和堀中学校近く
【アクセス(鉄道)】
JR八本松駅よりタクシーで約15分
ホタルを見るためのポイント
ホタルが飛ぶ気象条件をチェック
ホタルを観賞出来るスポットは
幾つかありますが、
行けばいつでも見られるという
訳ではありません。
ホタルが見れる条件を少しおさらいしましょう。
ホタルを見るには
適した気象条件というものがあります。
ホタルがよく飛んでいるという事は、
ホタルが元気良く過ごせる環境がある訳ですね。
と、ここで豆知識!
ホタルがよく飛ぶその条件が、
以下の5つです。
・気温20度以上
・湿度が高く蒸し暑い
・風がない
・月明かりがない
・PM19~21時辺りの時間
このような状況がホタル観賞にベストな条件!
つまり梅雨の時期は
持ってこいであるといえます。
雨が降るとホタルの動きが
落ちついてしまいますが、
夕方に雨がシトシト降って
夜にはあがった!
なんて時に上記の条件が
揃っているとよく見られますよ。
ピークの時期を狙う
ホタル観賞に行ったけど全然飛んでなかった・・・
浮遊するホタルの光は最も幻想的ですが、
光ながら飛ぶピーク時を
狙ってみるのもポイントです。
光りながら飛ぶには、
愛の光「プロポーズ」の為!
なお、
光るのは全てのホタルに限った訳ではなく、
・ゲンジホタル
・ヘイケホタル
中でも最も明るく光るのはゲンジホタルです。
成虫になる前の卵や幼虫の時から、
ゲンジボタルは光るんです。
プロポーズ以外にも光る理由には、
刺激や敵を威嚇するためなどではないかと
言われています。
光ながら飛ぶホタルはオスで、
その姿はとても幻想的です。
プロポーズの為に
相手探しをしている時期には最も
多くのオスのホタルが飛びます。
やはりホタル観賞は
ピークの時を狙うのが
一番のおすすめです。
なおメスのホタルも草の上で佇み、
相手を誘う様に光ります。
地域やその年の気象によっても
違いはありますが、
おおよそホタルの季節は5月下旬~6月上旬、
・西日本では5月下旬~6月上旬
・東日本では6月いっぱい
・北海道では7月
といった時期に盛り上がりを見せてくれます。
ホタルは命が短く、
成虫になって1~2週間程度。
貴重な光、
お見逃しなく!
光は厳禁、懐中電灯は足元だけに
ホタル観賞で注意するポイントです。
ホタルの写真を撮る際に、
フラッシュを使うこともあります。
また、ホタルを見る場所はどうしても暗いので
懐中電灯を使う事があります。
実は、ホタルは強い光が苦手。
懐中電灯を使う場合には足元を照らす程度に
留めておく事が吉です。
そして、カメラ撮影は出来れば「しない」
これが一番のようです。
ホタル観賞に必要なアイテム
ホタル観賞に必要なアイテムを
まとめてみました。
薄手のアウター
ホタルの時期は
「梅雨寒」なんて言わる事もあります。
薄手のアウターは必須です。
虫よけスプレー
河原などを歩く事もあるので
虫よけスプレーは必須ですね。
懐中電灯
足元を照らすのに使います。
携帯電話では万が一落としてしまった際に
破損してしまいます。
デジタルカメラ
ホタルを遠くに映し、
家族や恋人との撮影に必須ですね。
蛍を見るためのマナー
どこの穴場スポットに
行かれるとしても
ホタル観賞の際にはいくつか
注意してほしいマナーが
あります。
ホタルを捕まえない。
ホタルはとても寿命の短い生き物です。
持って帰っても数日も生きられません。
静かに観賞する。
大声や物音に反応して逃げてしまいます。
近隣の住民の方にもご迷惑になります。
女性や子どものみで行くのは避けましょう。
穴場スポットによっては
山奥で人気のない所もあります。
残念ながら、悪い人たちもいるので
犯罪や事故に巻き込まれては
大変です。
何があるかわかりませので、
できるだけ、男性と一緒に行った
方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
広島でホタルが観たいなと思ったら
是非行ってみて下さい。
キャンプ場で鑑賞できるスポットも
ありますので楽しさが倍増すること
間違いなし!
夜はしっぽりと過ごす、そんな夜も
素敵ですね。
きれい