縁結びの神様で有名な出雲大社がある
島根県出雲地方は旧暦の10月のことを
「神在月(かみありづき)」
と呼んでいます。

なぜ神在月かというと、
全国の神様が一斉に出雲大社に集まって
縁結びの会議が開かれるから!

誰と誰を出会わせるのか
男女の縁だけでなく、家族や友人、
仕事やお金の縁などジャンルは様々

すべてのご縁がこの時期の出雲大社で
決められていると言われているのです。

そうやって出雲に来られる神様を
お迎えする神事「神迎祭」と言います。
この神事は一般の人でも自由に参列できる
とても貴重な機会なんですよ。

早速、どんなお祭りなのかご紹介します。

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出雲大社 神迎祭について知ろう!

神迎祭は旧暦の10月10日の夜に行われます。
年によって日程が違うので注意が必要です。

2018年は11月17日(土)PM19:00~です。

ここでは、
神迎祭という神事について見ていきましょう。

神迎祭?神在祭?どっち?

神迎祭が気になって
検索した人も多いとは思いますが
「神在祭」という言葉も
見かけませんでしたか。

一体どっちが正しいのか気になりませんか。

実は、どっちも正解です。

神迎祭神様を出雲大社に迎える神事、
神在祭神様が出雲大社滞在中
行う神事なのです。

このほか、神様が滞在している期間
人々の幸せな縁を祈願する「縁結大祭」
神様をお送りする
「神等去出祭(からさでさい)」
といった様々な神事があります。

神事は神聖なものなので
一般の人が入ることが出来なかったり
事前に申し込みが必要だったり
様々な制限があるので注意してください。

神在月に出雲大社で行われる神事は
以下の通りです。

●神迎神事・神迎祭

2018年11月17日(土)19:00~

●神在祭

2018年11月18日(日)9:00~
2018年11月22日(木)10:00~
2018年11月24日(土)10:00~
※招待状のない一般の人は参列することはできません。

●縁結大祭

2018年11月22日(木)10:00~
2018年11月24日(土)10:00~
※一般の人も参列可ですが事前申し込みが必要です。

●龍蛇神講祭

2018年11月18日(日)11:00~
※一般の人は入ることができません。

●神在祭・夜神楽祈祷

2018年11月18日(日)~
2018年11月23日(金)各日19:00~
※当日申し込み可能です。

●神等去出祭(からさでさい)

2018年11月24日(土)16:00~

神迎祭ってどんな神事なの?

神迎神事・神迎祭 2018年11月17日(土)19:00~

神迎祭というくらいですから、
内容としては読んで字の通り
「神様を迎える祭り」となります。

出雲大社からほど近い「稲佐の浜」で
かがり火を焚き、神様の到着を待つのです。

この時期、出雲地方の日没時間は
17:00頃なので神事が始まる頃は真っ暗。

厳かな雰囲気の中で
神職が祝詞を読み上げます。

神様が到着するとお使いの神様「龍蛇神」
を先頭に出雲大社まで歩いて参列します。

この時、稲佐の浜から出雲大社までは
ゆっくり歩くため30分くらいかかります。

出雲大社に到着した一行は
大きなしめ縄のある神楽殿に入ります。

ここで行われるのは、
祝詞や巫女舞、玉串礼拝など
神様が無事に到着したお祝いの神事です。

お祭りが終わると
神様たちの宿舎である「十九社」に入られて
当日の一連の神事が終了となります。

きっちりと時間が決まっているわけなく
当日の天候など状況に左右されますが
終わる時間はおよそPM21:00頃となります。

神迎祭の見どころをたっぷり紹介!

当日は、初めての人でも
自由に神迎祭に参列できますが
なんとなくでも流れを知ってからの方が
安心して参列できますよね。

神迎神事・神迎祭の流れをご紹介します。

神迎神事に参列してみよう

神迎神事が始まるのはPM19:00。

最近では参列者の数もかなり増えているので
始まる時間ちょうどに行っても
神事を近くで見ることはできないと
考えた方がいいでしょう。

早い人だと日没(17:00頃)よりも前から
稲佐の浜で待機しています。

なので、
早めに訪れて周辺を散策するのも
オススメです。

神迎御幣が頂ける場所と時間


当日は稲佐の浜の入り口で
「神迎御幣」
というお供え物の紙がいただけます。
「神迎御幣」は18:00頃から配られますが、
数に限りがあるのでお早めに。

「神迎御幣」の配布は神迎祭が行われる
稲佐の浜の入り口で配布されますが、
荒天により神迎祭が中止になった場合は
出雲大社の神楽殿前にて配布される事も
あるようです。

神迎祭の中止の有無は
当日に出雲大社にてご確認下さい。

「神迎御幣」ここでしかいただけないも。

せっかく神迎神事に参列するのであれば
ぜひ神迎御幣を持ってお供したいところです。

夜に行われるからといって、
現地に大きなライトで照らされている…
わけではありません。

あくまで神事なので、非常に厳かな雰囲気です。
神事が始まったら大きな声でのおしゃべりや
フラッシュ撮影はしないようにしましょう。

八百万の神様が浜に到着すると
神様は「神籬(ひもろぎ)」と呼ばれる
紙垂(しで)を付けた榊の枝に宿ります。

神様を先導する「龍蛇神様」とその「神籬」は
白い布で覆われていて
その中を見ることはできません。

浜での神事が終わると出雲大社に向かいます。
この歩くルートを「神迎の道」といいます。
この道沿いに暮らす人々は
軒下に竹筒を一輪挿しとして飾っています。

こちらの竹筒は「潮汲み」という
門前町に伝わる風習に使っているものです。

潮汲みとは、毎月1日に
稲佐の浜の海水を竹筒でくみ上げ、
出雲大社に参拝してから身を清める習わしです。

それで使った竹筒をおもてなしのために
使っているというのも素敵ですよね。

神迎神事の後は辺りも暗いので
その竹筒を見ることはできないかもしれませんが
もし明るいうちに神迎の道を通ったら
ぜひ見てみてくださいね。

神迎祭について

さて、いよいよ出雲大社に到着したら
神楽殿で神迎祭が行われます。

もし途中で神様たちとはぐれてしまっても
出雲大社の神楽殿には
大きなしめ縄があるので
それを目印に向かうとよいでしょう。

神楽殿も神迎神事に参列した
すべての人が入ることはできません。

どうしても入りたいからといって
人を押しのけて走ったり
稲佐の浜から出雲大社まで近道をしたり
といったことはやめましょうね。

神様は見ておられますよ。

神楽殿での神事が終わると
御神酒と御神餅をいただくことができます。
また、神様を先導してこられた
龍蛇神様の公開もあるので、
ぜひこちらも参拝しましょう。

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神迎祭のアクセス・宿泊・当日の服装は?

次ぎのページでは、神迎祭へのアクセスや
当日の宿泊情報、さらには神迎祭に最適な
服装のアドバイスをお伝え致します。

宿泊場所はどうすればいい?

神迎神事は稲佐の浜、
神迎祭は出雲大社で行われるので
宿泊先として選ぶなら
もちろん出雲大社周辺が最適です。

しかし、この時期町内の宿泊施設は
満室である可能性が非常に高いです。

出雲大社のある出雲市大社町だけでなく
出雲市内の宿泊施設も同じです。

かなり前から神迎祭のために
予約を入れている人もいるのです。

なので、少し足を延ばして
隣の松江市で宿泊先を探すのもひとつの手です。

松江市であれば、神迎祭が終わってからも
臨時の電車が出ることがあります。

反対に西側の隣の大田市だと
交通手段が限られるので
もし予約を取るのでしたら
よくよく調べてからにしましょう!

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神迎祭へのアクセス方法

鉄道の場合

神迎祭が行われる出雲大社の最寄り駅は
私鉄の場合は「一畑電車 出雲大社前駅」
JRの場合は「JR出雲市駅」となります。

一畑電車は出雲市中心部、
または松江市からの
アクセスに便利な電車です。

一畑電車 出雲大社前駅からは
徒歩で出雲大社に向かうことができます。

道中は土産物店が立ち並ぶ「神門通り」で
歩くのと同時に観光も楽しめます

JRの場合、JR出雲市駅からは
「一畑バス」を利用することになります。

出雲大社の正門前まで走るバスは
「出雲大社・日御碕・宇竜行き」です。

通常であれば30分に1本の感覚で出ています。

一畑電車も一畑バスも

当日は臨時便が出る場合があります。
詳細な情報は公式ホームページで
2週間くらい前に発表されるようです。

お車の場合

車を利用する場合は
周辺の無料駐車場を利用しましょう。

出雲大社には
およそ385台収容の大駐車場、
およそ360台収容の第2駐車場、
およそ20台収容の第3駐車場と
3つの駐車場があります。

神迎祭では
満車になることが予想されるので
周辺の駐車場も利用してみてください。

近いところだと
「島根県立古代出雲歴史博物館」や
「みせん広場北側」「神門通り広場」
などにも無料の駐車場が
用意されています。

とはいえ、当日は時間に余裕を持って
向かう方がいいでしょう。

そんなに大きな町ではないので
一度に人が集まるこの日は必ず渋滞します。

それに、皆が同じ目的ですから
駐車場の入れ替えがほとんどないと
考えておいていいでしょう。

また、状況によっては
駐車場の規制がかかってしまうことも。

出雲大社周辺渋滞・駐車場情報提供
http://www.taisha-jutai.com/

常に最新の情報をチェックしておきましょう。

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神迎祭にふさわしい服装とは?

神迎祭の日程は毎年違いますが、
だいたい11月下旬から
12月にかけての時期に行われます。

この時期、そして神事ということで
どのような格好で訪れるといいでしょうか。

神迎祭で着るべき服

神迎祭での服装のマナーですが
特に決まりはありません。

しかし、神様をお迎えする神事なので
失礼がないのがいちばん。

ヨレヨレの服装やラフすぎる格好、
露出の多い服などは避けましょう。

失礼がないように、ということですが
正装とまではいかなくて大丈夫。
むしろ防寒対策をしっかりしていきましょう。

神迎神事・神迎祭は夜に行われます。
出雲地方の11月の平均気温は約11℃。

12月近くになると約7℃といわれています。
特に夜はグッと気温が下がります。

さらに神迎神事の場所は稲佐の浜、
海からの冷たい風も吹きます。

さらには、神様が出雲にいるこの時期は
天候が荒れる日がとても多いのです。

地元では「お忌み荒れ」と言っています。

風だけでなく雨が降ることも考えられるので
寒くない格好をおすすめします。

実際にどんな格好がおすすめ?

では、実際にどんな格好がいいのでしょうか。
まず、コートは必須です。

特に神迎神事から参列しようと思うと
海辺での待機時間も長くなるので
風をブロックするダウンコートなどが
いいでしょう。

出雲地方の夜は想像以上に冷えます。
インナーにもヒートテックなどの
保温性の高いものを着ておきましょう。

神迎神事・神迎祭に参列するとなると
動きやすさも大事になってきます。

着膨れしてしまうと動きにくいので
インナーで保温!コートで風を遮断!
と考えておくといいと思います。

手がかじかむのを防ぐのに手袋、
首元からの風を入れないようにするため
マフラーなどもあると安心です。

ただ、マフラーをただ巻いただけでは
風で崩れてしまうことも考えられます。

しっかり結んでおくか
脱ぎ着のしやすいネックウォーマーを
使う方が安心かもしれませんね。

身に付けるものにプラスして
カイロもあると安心です。

まとめ

全国から神様をお迎えする特別な神事・神迎祭。

“お祭り”と聞くと
賑やかなイメージがありますが
これは全く正反対の厳かな神事です。

ですが、神様の存在を感じられる
神秘的な雰囲気はここでしか体感できません。

渋滞に巻き込まれてストレス…
寒くて集中力が続かない…

年に一度の特別な日ですから
こんな風に思わないためにも
しっかり準備してから出かけましょう。

神様を大勢迎えてパワーアップした
出雲大社のご利益があなたにありますように…。

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