これまでの「この世界の片隅に」は、穏やかな描写が続きふんわりと柔らかな話でしたが戦争が続くにつれ胸がぎゅっと苦しくなってきますよね。
アニメ映画を観ていたので、特に第6話の最後のすずと晴美のシーンは、本当に観ていて辛くなりました。
戦争によって穏やかだった日々がだんだんと壊されていき、すずの精神までも蝕んでいきます。
今回は
・第6話でのすずと晴美の切ないシーン
・第7話あらすじ
・晴美は無事だったのか?※ネタバレあり
・北條節子とすずは本当の親子?
など気になる部分を調べてみました。
第6話でのすずと晴美の切ないシーン
下関に行くため、切符を買いに駅へ行った径子と晴美とすずでしたが駅は大行列だった為、径子が並んでいるうちに、すずは晴美を連れて義理父の円太郎の病院へ見舞に行く事になりました。
病院へ行く途中、「すずさん、友達に自慢したいから海に行ってもええ?」と聞く晴美に「ちょっとだけですよ。」と言って晴美と手を繋ぎ海に向かって歩きはじめると突然空襲警報が鳴り始めます。
すずは、晴美を引っ張り近くにあった防空壕に入れてもらいます。
#この世界の片隅に
あまりTBSドラマ版についてとやかく言わないようにしてるんだが、空襲直後の被災者にていねいな受け答えをする余裕があるのはどうかと思った。 pic.twitter.com/Z0U5ZciNdh— オギノ오기노 (@ogi4703) August 19, 2018
凄まじい爆音で防空壕も激しく揺れ動きます。
やっと空襲が落ち着きすずと晴美が外に出ると街は瓦礫の山になっていました。
駅に並んでいた径子は、無事かと心配をして2人は径子の元へ急ぎます。
急いでいる時、ふと晴美が立ち止まり「すずさん、今度うちのこと描いてね!」と笑顔で言います。
すずが、晴美の方を振り返ると晴美の背後には、不発弾が落ちていました。
すずは「危ない!」といって晴美の手を引き必死に逃げますが、途中で不発弾は爆発してしまいます。
アニメ版の映画も観たけどこのシーンは本当に考えさせられる。#この世界の片隅に pic.twitter.com/EG3jpJv37C
— うさみです。 (@amamiyafn) August 19, 2018
第7話あらすじ
すずが目を覚ますと、そこは北條家でした。
全身包帯だらけで身体は全く動きません。
最初はぼんやり夢を観ているようなすずでしたが、次第に現実を理解し始めます。
そして、とてつもない絶望感と悲しみに襲われすずの精神は崩壊してしまいます。
数日後、呉中を空襲が襲い北條家周辺も焼夷弾の被害に合います。
そこに、訓練が中止になった夫の周作が帰ってきます。
周作を見たすずは緊張が緩み倒れてしまいます。
この世界の片隅に 第7話(08/26)予告編20秒版『運命の日 なんですか?あの雲…』&全バックナンバー配信中
出演 松本穂香,松坂桃李,榮倉奈々,尾野真千子 他https://t.co/wD97hlVWaf#この世界の片隅に pic.twitter.com/czI2hZoKpm— kooss公式 編集室(run) (@jfifdecoder) August 19, 2018
今週の最後のシーンは本当に辛かったのですが来週の「この世界の片隅に」第7話は、物語の中で一番悲しい回になると思います。
周作はすずを守る事が出来るのでしょうか・・
晴美は無事だったのか?※ネタバレあり
ここからは、ネタバレになってしまうので来週まで楽しみにしておきたい方は見ないようにしてください。
#この世界の片隅に 第6話視聴。ラスト、晴美ちゃんがあああああああああああ!!! このヒキで9/2までおあずけは酷過ぎる(T_T) pic.twitter.com/sOVOE3mdY8
— 宇宙大將軍八重 (@akabesimotuke) August 19, 2018
原作では、晴美は不発弾の爆撃を受けて亡くなってしまい、すずは右手を失ってしまいます。
晴美の母である径子からは「どうして娘を助けてくれなかったの!人殺し!」とすずは罵声を浴びせられ原作の中でも一番辛いシーンでした。
右手を失っただけではなく晴美を救えなかった罪悪感がすずを苦しめます。
北條節子とすずは本当の親子?
ドラマ版「この世界の片隅に」は激動の戦時中から現在に話が繋がっていて、現代の部分では榮倉奈々さんが演じる近江佳代と香川京子さんが演じる北條節子という女性との交流が描かれています。
この二人の出会いは、介護の仕事をしていた佳代が仕事や人生に疲れて公園で泣いていた所、節子が「大丈夫?」と声をかけたのがきっかけでした。
【追加キャスト発表】
本編と「現代編」をつなぐキーパーソンとなる節子役で、香川京子さんの出演が決定しました!#この世界の片隅に #tbs #香川京子 #松本穂香 #松坂桃李 pic.twitter.com/f38x1s9ej9— 【公式】日曜劇場『この世界の片隅に』3か月間、ご視聴ありがとうございました!! (@konoseka_tbs) August 4, 2018
榮倉奈々が広島来てる〜😳✨#この世界の片隅に pic.twitter.com/9mI71U1x55
— ✩⃛ さ ら か*॰¨̮ ♡♩ (@sarakaaaaa) August 12, 2018
二人はそこから意気投合し年は離れているけれど親友になりました。
第6話で節子は「実は私も被爆者だったの、小さい時だったけどね」と言っています。
そして、佳代に得意の絵を見せた時、節子は「お母ちゃんに教えてもらったの」と答えます。そして佳代が「すずさん?」と聞くと節子は「うん。」と答えました。
この話の流れからすずと節子は親子だった事が分かりますが、原爆が投下された昭和20年すずには子供がいません。
ドラマ版と原作では少し話が違うかもしれませんが、
原作では、原爆が投下された翌年の1月に広島市内に行き、妹のすみに再会します。
すずの両親は既に原爆で亡くなり、すみも原爆症の症状が出ていました。
すみの見舞いに行った帰り、すずが呉の北條家に帰ろうと周作とおにぎりを食べていると戦争孤児の少女ヨーコに出会います。
ヨーコの母親は、原爆で右手を失いながらも必死にヨーコを守る為に歩いていましたが途中で力尽き亡くなってしまいます。
ヨーコは、最初にすずを観た時、右手を失った母の面影を感じます。
だからこそ、すずがおにぎりを落とした時、ヨーコは自分で食べようとせず、すずにおにぎりをあげようとします。
私の視点からなのですがヨーコは、弱っていく母親におにぎりを食べさせてあげたかったのではないでしょうか?
大好きなシークエンス。
「クレ」の発音が広島のものから呉のものに変わっているすずさん。「うちが選んだ場所」の言葉に驚く周作さんの隣ではヨーコちゃんとの物語が進行し、すずさんは周作さんの表情には気が付かない。そして慈愛に満ちた「うん」の一言。#この世界の片隅に pic.twitter.com/BVZzjSGa2A— 利根4号機 (@silver_copper) July 31, 2018
すずも、戦争孤児のヨーコに亡くなった晴美の面影を感じ呉の北條家へヨーコを連れて周作と3人で帰ります。
もしかしたら、ドラマに出てくる北條節子は、原作の中に出てくる戦争孤児のヨーコなのではないでしょうか?
アニメ映画での最後のシーンでは、右手が使えないすずが、ヨーコに縫物を教えたりしている部分が流れたのでヨーコを養女に迎え入れたのだと思います。
#この世界の片隅に#細かすぎて伝わらないこの世界の片隅にの好きなシーン
このヨーコさん、敢えて小さく描いてある。本当は晴美さんより大きい。構図の都合上と、すずさんにとり「守るべき存在」という演出かと。
と同時にこの子は、二人がたった今授かった、つまり「赤ちゃん」でもある。
(続 pic.twitter.com/WWinnWDBeU— Guillotine the great (@guillotine_the) September 12, 2017
なので、節子はすずの養女なのではないでしょうか?
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— Paravi(パラビ) (@_paravi_) 2018年8月19日
まとめ
戦争が激化していき、すずの生活も大きく変わっていき人生を大きく変える出来事にも遭遇します。
また、第7話で節子とすずとの出会いも分かるのではないでしょうか?
戦時中だけではなく現代のシーンの展開も気になりますね。