京都でホタルが観賞できる、
穴場スポットをご紹介いたします!
国際観光都市「京都」でも
寺社仏閣以外にも楽しめる所は沢山です!
夏の始まりを告げる、
ホタルの乱舞を楽しみましょう。
今回は、京都のホタルの穴場スポットと
ホタル観賞のポイントなどもご紹介します!
是非、チェックして下さい!
京都でホタルが見れる穴場スポット5選
哲学の道・白川疎水
哲学の道は京都市左京区にある
哲学者西田幾太郎がよく散策し、
哲学を深めたということから
この名がついています。
アクセスマップ
約2km程ある小道です。
疎水の東側は自然の木が生い茂る
山になっているのでホタルが
よく見かけられます。
夜はもちろん暗いのですが
全くの暗闇という訳ではなく
一人でも鑑賞しやすい場所です。
観賞できるホタルの種類は
ゲンジボタルとヘイケボタルです。
見頃の時期は6月上旬です。
静原川一帯
川の近くにある京都の静原小学校では
ホタルの自然繁殖に力を入れており
毎年川の清掃や美しい川を守るために
活動しています。
そのおかげで、ホタルが乱舞する
光景が見れる穴場スポットになって
います。
川は静原小学校の北側にあります。
アクセスマップ
公共機関でのアクセスは不便ですので
車で行かれた方がいいと思います。
見頃は6月初旬~中旬です。
貴船
京都の貴船には貴船神社があります。
京都の端にある神社ですが、
人も少なく穴場スポットになっています。
その近くの鞍馬川と貴船川が交差する辺り
はホタルの観賞スポットになっており
見頃の時期も少し遅いので、
ホタルを見逃してしまったなんて
方も間に合います。
アクセスマップ
観光には鞍馬寺と貴船神社がおススメです。
見れるホタルの種類は
ゲンジボタル、ヘイケボタル
ヒメボタル、オバボタル
と種類も多いので嬉しいですよね。
見頃は6月下旬~7月上旬です。
大原
京都の大原は清流がたくさん流れており
ホタルの名所でもあります。
寂光院前には民宿もあるので
観光にも便利な場所です。
見れるホタルはゲンジボタルです。
見頃は6月中旬~下旬です。
アクセスマップ
近くのおススメ民宿「大原の里」です。
宝ヶ池
国際会館の北側にある「椿の道」
では沢山のホタルが見れる穴場スポットです。
水辺には草木が多くあり
街灯も少ないほうなので、
ホタルが乱舞する姿に
出会える可能性があります。
見れる蛍はゲンジボタルです。
見頃は6月初旬~中旬です。
遊歩道の対岸にある茂みも
ホタルスポットになっています。
アクセスマップ
京都には他にもホタルの
穴場スポットがたくさんあります。
観光の際は是非お立ち寄り下さい。
ホタルを見るためのポイント
ホタルが飛ぶ気象条件をチェック
ホタルを鑑賞出来るスポットは幾つかありますが、
行けばいつでも見られるという訳ではありません。
ホタルが見れる条件を少しおさらいしましょう。
ホタルを見るには
適した気象条件というものがあります。
ホタルがよく飛んでいるという事は、
ホタルが元気良く過ごせる環境がある訳ですね。
と、ここで豆知識!
ホタルがよく飛ぶその条件が、
以下の5つです。
・気温20度以上
・湿度が高く蒸し暑い
・風がない
・月明かりがない
・PM19~21時辺りの時間
このような状況がホタル鑑賞にベストな条件!
つまり梅雨の時期は持ってこいであるといえます。
雨が降るとホタルの動きが落ちついてしまいますが、
夕方に雨がシトシト降って夜にはあがった!
なんて時に上記の条件が揃っているとよく見られますよ。
ピークの時期を狙う
ホタル鑑賞に行ったけど全然飛んでなかった・・・
浮遊するホタルの光は最も幻想的ですが、
光ながら飛ぶピーク時を狙ってみるのもポイントです。
光りながら飛ぶには、
愛の光「プロポーズ」の為!
なお、
光るのは全てのホタルに限った訳ではなく、
・ゲンジホタル
・ヘイケホタル
中でも最も明るく光るのはゲンジホタルです。
成虫になる前の卵や幼虫の時から、
ゲンジボタルは光るんです。
プロポーズ以外にも光る理由には、
刺激や敵を威嚇するためなどではないかと
言われています。
光ながら飛ぶホタルはオスで、
その姿はとても幻想的です。
プロポーズの為に
相手探しをしている時期には最も
多くのオスのホタルが飛びます。
やはりホタル観賞は
ピークの時を狙うのが
一番のおすすめです。
なおメスのホタルも草の上で佇み、
相手を誘う様に光ります。
地域やその年の気象によっても
違いはありますが、
おおよそホタルの季節は5月下旬~6月上旬、
・西日本では5月下旬~6月上旬
・東日本では6月いっぱい
・北海道では7月
といった時期に盛り上がりを見せてくれます。
ホタルは命が短く、
成虫になって1~2週間程度。
貴重な光、
お見逃しなく!
光は厳禁懐中電灯は足元だけに
ホタル鑑賞で注意するポイントです。
ホタルの写真を撮る際に、
フラッシュを使うこともあります。
また、ホタルを見る場所はどうしても暗いので
懐中電灯を使う事があります。
実は、ホタルは強い光が苦手。
懐中電灯を使う場合には足元を照らす程度に
留めておく事が吉です。
そして、カメラ撮影は出来れば「しない」
これが一番のようです。
ホタル観賞に必要なアイテム
ホタル観賞に必要なアイテムを
まとめてみました。
薄手のアウター
ホタルの時期は
「梅雨寒」なんて言わる事もあります。
薄手のアウターは必須です。
虫よけスプレー
河原などを歩く事もあるので
虫よけスプレーは必須ですね。
懐中電灯
足元を照らすのに使います。
携帯電話では万が一落としてしまった際に
破損してしまいます。
デジタルカメラ
ホタルを遠くに映し、
家族や恋人との撮影に必須ですね。
蛍を見るためのマナー
どこの穴場スポットに
行かれるとしても
ホタル鑑賞の際にはいくつか
注意してほしいマナーが
あります。
ホタルを捕まえない。
ホタルはとても寿命の短い生き物です。
持って帰っても数日も生きられません。
静かに鑑賞する。
大声や物音に反応して逃げてしまいます。
近隣の住民の方にもご迷惑になります。
女性や子どものみで行くのは避けましょう。
穴場スポットによっては
山奥で人気のない所もあります。
残念ながら、悪い人たちもいるので
犯罪や事故に巻き込まれては大変です。
何があるかわかりませので、
できるだけ、男性と一緒に行った
方がいいでしょう。
ホタルの種類
関西で見られる蛍の種類は
9種類と言われています。
その中でもよくみられる蛍を紹介します。
・ヒメボタル
体長7mmと少し小さい蛍になります。
川辺など見やすい所ではなく
森林内などわかりにくい場所で光るので
あまり知られていない。
光り方は歯切れよく光る。
・ゲンジボタル
体長は15mmと大きめ。
日本では最も有名な蛍です。
川辺での発行が多く見られやすい。
日本で見られる蛍の中では
一番強く光り、発光の時間も長い。
・ヘイケボタル
体長は10mm程度でヒメボタルと似ています
ヘイケボタルの発光は
あまり強さはなく
発光時間も短いが揺れるような発光
が特徴です。
まとめ
京都は大都市では珍しく街中でも
ホタルが見れるスポットが多いです。
郊外に出ればより多くホタルが生息していて、
乱舞する姿も見れます。
町全体でホタルを守る活動を
している所もあり、
綺麗な川や自然にホタルが集まります。
ホタルに出会えるのは限られた
期間しかありません。
京都にホタルを見行って
思い出を増やして下さい。