水沢うどん街道の有名人気うどん店とおすすめの観光地を紹介!

『水沢うどん街道』は、群馬県の伊香保温泉街から車で8分ほど下った風光明媚なロケーションにあります。

その名の通り、この『水沢うどん街道』には、水沢うどんの有名人気店が多く集まっています。

美味しい水沢うどんを食べるなら是非とも立ち寄りたい場所。

付近には、水澤観音もあり、観光も楽しめます。

今回は、水沢うどん街道の楽しみ方を紹介します。

そして、水沢うどん街道はどうやって楽しむの?

今回は、水沢うどん街道と、その周辺観光の楽しみ方を紹介します。

水沢うどん街道観光 『水澤寺』

五徳山 水澤観世音/水澤寺

水沢うどんを食べる前に、まずは水澤観世音に立ち寄ってみましょう。

水澤観世音は、坂東三十三番札所中第十六番 の天台宗のお寺。

東京、日光、善光寺への距離が全て『三十六里』という、枢要なる霊場である事から、歴代天皇の勅願寺として古くから伝わっており、上野の国司の菩提寺となっています。

 

本堂

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画像元:http://www.mizusawakannon.or.jp/

参道を通り、任王門をくぐると、左手に本堂が見えます。

本堂には十一面千手観音が置かれ、古来より融通観音と知られています。

大勢の人に救いの手を差し伸べるとして有名です。

また、春は桜、秋は紅葉が本堂の朱色を引き立たせます。なので、春または秋に行くのが最もおすすめです。

 

六角堂

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出典元:http://www.mizusawakannon.or.jp/

本堂の右手に、六角堂が見えます。

日本における、地蔵尊信仰の代表的なお堂です。

全国的にも珍しい、回転する六地蔵尊でも有名な六角堂です。

地蔵尊を3回左に回せば、きっと参拝者の心がはぐくまれるでしょう。

二階には大日如来が置かれています。

また、初詣期間中は、六角堂が大変な賑わいを見せます。

1年間の平穏を願って祈りを捧げましょう。

 

釈迦堂

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出典元:http://www.mizusawakannon.or.jp/

現在の釈迦堂は、平成13年に大改修したものです。

釈迦堂というよりはむしろ展示室というような印象。

釈迦三尊像・県指定重要文化財の円空仏・二十八部衆像・十一面観音が安置されています。

諸願成就の祈願を込めて、坂東三十三観音をお祀りし、お砂踏みの場もあります。

 

鐘楼堂

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出典元:http://www.mizusawakannon.or.jp/

昔から、鐘の音は仏の声であり、道内に響き渡ります。

一回100円で誰でも鳴らすことができます。

また、大晦日の除夜の鐘は、一般参加も可能です。

1年の煩いをスッキリさせましょう!

 

御朱印はどこでもらえる?

御朱印は、本堂正面と鐘楼堂横の2カ所に御札場があり、そこで貰う事ができます。

坂東十六番札所 千手観音・六角堂・大日如来・六地蔵尊の御朱印があります。

 

水澤観音の参拝を終えたら、水沢うどんを頂きましょう

その前に、水沢うどんの歴史や概要を紹介します。

 

水沢うどん

水沢うどんの歴史

日本三大うどんの一つ、水沢うどんは、かつて水澤観音の参拝客向けにうどんを振舞っていたところ、それが大人気となった手打ちのうどん。

およそ400年の歴史を誇る、そのうどんは関東地方を代表する『うどん』として、全国的にも有名です。

ちなみに、日本の三大うどんとされているのが、この『水沢うどん』の他、

秋田の『稲庭うどん』

香川の『讃岐うどん』

とされています。

もう、この辺はご存じですよね。

 

水沢うどんの特徴

材料は、小麦粉・塩・水沢の水と、極めてシンプルで、添加物を一切使っていません。

極太麺でコシがあり、透き通っています。

そして、水沢うどんの最大の特徴は、冷たいざるうどんで提供されるところにあります。

『稲庭うどん』や『讃岐うどん』では、主に暖かいうどんが主流。

もちろん、水沢うどんも暖かくして召し上がる事は可能です。

でうすが、独特のコシを楽しむのであれば、やっぱり、冷やしざるうどんがおすすめです。

水沢うどんの有名人気店

水沢うどん街道には、水沢うどん専門店が現在13軒ほど存在します。

いずれも、水沢うどん商標登録店組合に加盟しています。

ここで、水沢うどんの美味しいお店を紹介します。

 

大澤屋

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出典元:https://tabelog.com/gunma/A1004/A100401/10001525/dtlphotolst/1/smp2/

大澤屋のうどんは、うどん本来の旨みを出すために、生地を『鍛える』⇒『寝かす』という工程を2日間掛けてじっくり行います。

常に最高のうどんを提供するために、生地作りは、職人の絶妙な感覚が必要です。

うどんのつゆも、国産の鰹節と昆布を、じっくり時間をかけて煮出したものを使っているため、風味が良く、口当たりもまろやかです。

 

また、大澤屋では、契約農家から仕入れる舞茸の天ぷらが美味しいと大好評!

その秘訣は、味が濃く、肉厚な舞茸を厳選しているところにあります。

天ぷら専用舞茸なので、他の舞茸とは一味違います。

 

田丸屋

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出典元:https://tabelog.com/gunma/A1004/A100401/10000215/dtlphotolst/1/smp2/

田丸屋は、創業がなんと安土桃山時代と、最も古くから水沢うどんを提供しているお店。

一説には水沢うどんの元祖とも言われています。

水沢うどんを提供する、三角形の笊の発端にもなりました。

傷みやすいため、作るのが非常に難しく、一時は後継者問題に悩まされる事もあったようです。

麺も自家製の石臼挽きを使用しており、コクが強いです。

つゆも醤油と胡麻の二種類存在し、醤油は昆布と鰹のダシがよく効きます。

胡麻は最高級の金胡麻を使用し、香ばしさが漂います。

 

水澤亭

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出典元:https://tabelog.com/gunma/A1004/A100401/10001237/dtlphotolst/1/smp2/

水澤亭では、オリジナルメニューとして、コラーゲン入りの『絹のささやき』を提供しています。

食べた感じでは、普通の水沢うどんと区別がつきにくいですが、コラーゲンには、肌のハリを良くしてくれるので、女性に大人気!

他には、冬季限定で温かいメニューもあります。

一般的な水沢うどんは、冷たい状態で提供されますが、水澤亭は、温かいうどんが食べられるので、冬の冷たいうどんは苦手…という方も安心です。

 

万葉亭

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出典元:https://tabelog.com/gunma/A1004/A100401/10000401/dtlphotolst/1/smp2/

万葉亭は、県道15号線の最も前橋寄りにある店です。

ここでは、うどんの他に 『水澤とうふ』 も食べられます。

自家製の手作り豆腐で、大豆の旨さが口の中で広がります。

モンドセレクションにおいても3年連続で最高金賞を受賞しています。

サイズは3~4人前です。

また、お土産店も併設しており、モンドセレクションにおいても3年連続で最高金賞を受賞した、万葉亭の水沢うどんをお土産に持ち帰ることもできます。

 

水沢うどん街道アクセス

 

お車の場合:渋川伊香保ICから約20分(約12km)

バスの場合:JR高崎駅より群馬バス「伊香保温泉行」に乗車→『水沢観音』下車、又は、JR渋川駅より群馬バス「伊香保案内所」行き乗車→「水沢観音」下車

 

伊香保温泉街

水沢うどんを食べた後は、せっかくだから伊香保の温泉街を散策しましょう。

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伊香保といえば石段街。

左右にはお土産屋・饅頭屋・足湯が至るところに存在し、温泉街としての風情があります。

石段の段数は『365段』

ちょうど1年の日数と同じです。

これには、1年365日、平穏で賑やかな温泉街であって欲しいという願いが込められています。

 

伊香保温泉街からは、ロープウェイも走っており、その先には見晴展望台があります。

温泉街を見下ろせるだけでなく、赤城や谷川も望むことができます。

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あとがき

水沢うどん街道では、水沢うどんを食べるだけでなく、水沢観音を参拝するなど、色々な楽しみがあります。

高崎駅からバスが走っていますが、本数が少ないのが観光客泣かせな所も・・・。

なので、マイカーでのご利用が良いかもしれませんね。

 

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