妊娠してから迎える最初の行事と
いえば、「戌の日の安産祈願」。
もちろん祈願しに行きたいけど、
「仕事も忙しいし体調もすぐれない!!」
「両家と祈願に行くとしても、
みんなの予定なんて
合わせられるわけがないじゃない!!」
「ていうか、仕事に体調不良に、日程調整なんて
一度に無理!!」
なんてお困りではありませんか?
心身ともに繊細な妊娠期間。
あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。
安産祈願に行けなくても大丈夫!!
どうしても安産祈願に行けないときの
対処法をまとめてみましたので、
ぜひ参考になさってくださいね。
戌の日に安産祈願に行けない
妊娠して最初にやってくる行事が
「戌の日の安産祈願」。
初めての妊娠ですし、子供のために
しっかりと祈願したい気持ちは山々でも、
「どうしても行けない!!」
という場合もあるかと思います。
「悪阻がひどく外に出られない」
「仕事の都合がどうしてもつかない」
「主人の仕事が忙しい」
「両家の都合が合わない」
などなど・・・。
体調不良はもちろん、
仕事の都合もありますし、
両親と一緒に安全祈願に行く場合は、
両家の予定を合わせなければどちらかに角が
立ってしますしね。
ですが、
そもそも「妊娠5か月目の最初の戌の日」
なんてかなり限定的な日取りですし、
忙しい現代人の日常を考えれば都合を
つけられる方が凄いのでは・・・。
妊娠5か月目の最初の戌の日に安産祈願に
行けないのはあなただけではありませんよ。
気持ちにゆとりをもって、安全祈願に
行けなくても他の対策を考えて
いきましょう!!
戌の日に安産祈願は水天宮以外でもいい?
全国に数ある「水天宮」。
安産=水天宮というイメージも強く、
実際に水天宮とは「水神または水神と関係の
ある神」を祀る神社を指します。
流産を「流れる」とあらわすように、
安産=水難除けとも取り、水天宮は安産の神様
としても祀られているのです。
一番有名なのは東京都中央区にある「水天宮」。
安産祈願に全国から参拝者が訪れることでも
有名ですね。
水天宮の総本宮は福岡県の久留米水天宮ですが、
その祭神の分霊を勧請(要するに神様の霊を
分けてもらった)した“水天宮”は全国にあります
ので、安産祈願は水天宮以外の神社やお近くの
神社でも可能ですが、できれば水天宮で
安産祈願ができるといいですね。
そもそも戌の日ってなに?
ここでもう一度「戌の日の安産祈願」について
確認していきましょう。
戌の日の安産祈願とは昔から、比較的お産が軽く、
たくさんの子供を出産する犬(戌)にあやかって、
「戌の日」に腹帯を巻いて安産を祈願するという
習わしのことです。
その安産祈願を妊娠5か月目の最初の戌の日に
行うのは、妊娠5か月になってくると多くの人は
悪阻も軽くなってきます。
母体と赤ちゃんの状態も少しずつ安定して、
流産の危険性が低くなってくるということから、
無事に安定期まで過ごせた感謝を伝えるとともに、
安産を願いこの時期に祈願をする
習わしができたようです。
どこに行けばいいの?
戌の日の安産祈願は、神社(地元でもいいですし、
全国の安産祈願で有名な神社でもどこでも可)に
出向き、お祓いと祈祷をしてもらって、腹帯を
受け取ります。
事前に予約が必要な社寺と、当日先着順で
受け付ける社寺がありますので、事前に出向く
神社の受付方法を確認しておきましょう。
安産祈願の服装は?
特段あらたまった服装をする必要は
ありませんが、神聖な儀式ですので
カジュアルな服装は避け、
露出も控えた方が賢明です。
妊婦さんなのでもちろん安全な
フラットシューズで大丈夫ですよ。
安全祈願の持ち物は?
腹帯
安全祈願に出向く際には、腹帯を持参
する場合と、神社で用意される場合が
ありますので、事前に出向く神社の情報を
確認してくださいね。
祈祷料
金額についてはあらかじめ神社のサイトに
載っている場合もありますので調べておくのが
良いですね。
載っていなければ、あくまでも
気持ちですがインターネットで相場を
調べておきましょう。
戌の日以外で安産祈願に最適な日
比較的お産が軽くたくさんの子供を産む犬に
あやかった風習の「戌の日の安産祈願」ですが、
どうしても戌の日に安産祈願に出かけられない
という方も多くいるかと思います。
要は、お腹の子供と母体の健康、無事にお産が
済むようにと願いを込めて祈願するものですので、
大切なのは日取りよりも気持ちです。
どうしても戌の日に出かけられない場合は、
他の日でも大丈夫!!
その場合は可能であれば大安吉日に安産祈願
出来るといいですね。
そもそも妊娠5か月目の最初の戌の日とは
かなり限定的なので、無理であれば次の戌の日、
それも無理であればまた次の。
それも無理であれば、
戌の日でなくても大安吉日に。
といった具合に、
臨機応変で良いのです。
もっと言ってしまえば、安産祈願に行けなくても、
自宅で腹帯を巻き、赤ちゃんが無事生まれてくるよう
願掛けなどをするだけでも十分なのです。
ちなみに、戌の日以外に安産祈願に出向く場合は、
事前予約が必要な場合がありますので、
事前に祈願する予定の神社の受付方法を確認して
おいてくださいね。
2019年の戌の日を確認
戌の日は12日ごとに巡ってきますので、
毎月2回~3回戌の日があります。
気になる2019年の戌の日を確認しておきましょう。
2019年1月の戌の日
1月1日(火)赤口
1月13日(日)先勝
1月25日(金)先勝
2019年2月の戌の日
2月6日(水)友引
2月18日(月)友引
2019年3月の戌の日
3月2日(土)友引
3月14日(木)先負
3月26日(火)先負
2019年4月の戌の日
4月7日(日)大安
4月19日(金)大安
2019年5月の戌の日
5月1日(水)大安
5月13日(月)赤口
5月25日(土)赤口
2019年6月の戌の日
6月6日(木)友引
6月18日(火)友引
6月30日(日)友引
2019年7月の戌の日
7月12日(金)先負
7月24日(水)先負
2019年8月の戌の日
8月5日(月)大安
8月17日(土)大安
8月29日(木)大安
2019年9月の戌の日
9月10日(火)先勝
9月22日(日)先勝
2019年10月の戌の日
10月4日(金)友引
10月16日(水)友引
10月28日(月)仏滅
2019年11月の戌の日
11月9日(土)仏滅
11月21日(木)仏滅
2019年12月の戌の日
12月3日(火)大安
12月15日(日)大安
12月27日(金)先勝
最後に
ということで今回は、妊娠してからの
最初の行事、「戌の日の安産祈願」についてと、
どうしても安産祈願に行けない場合などの
対処法をまとめてみました。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。