沖縄のひとり旅ならすこしだけでも『深い』体験、つまりディープな沖縄を堪能したいもの。
普通の居酒屋じゃ、どこも似たりよったりで芸がない。
そんなこだわりのあなたには、那覇は国際通りへ。
その界隈で山羊料理と言えば『さかえ』ってくらい超がつく有名店をオススメします。
山羊料理『さかえ』に行くための心得も交えながら、ディープなスポットをご紹介しちゃます!
山羊料理『さかえ』
拙者が訪れたのが、2016年の1月。
沖縄に雪が降った歴史的な日の前日のこと、この日も当然のように寒く、北風が吹きすさむ中でありました。
拙者、沖縄にも関わらず、上下、防寒用のウインドブレーカーを着用し、ネックウォーマ―にニット帽と完全に内地使用!
それもそのはず、この日の気温は12℃。さぶ~ぃ
沖縄では気温が15℃を切る事があれば、そりゃ大騒ぎなわけさっ!
しかし、この日ばかりは翌日に『雪』が降る可能性があるせいか、なんだか『うちなんちゅ~』は嬉しそうな感じがしたぞっ(笑)
そんな、ちょっと浮かれ気分のうちなんちゅ~を横目に、目指す先は。
地元はもとより、観光客にも気になるお店。
そうです![wc_highlight color=”yellow”]山羊料理『さかえ』[/wc_highlight]
開店時間の15時合わせて行ってみまた~。
山羊肉が来ない!?
寒さとは関係ないと思うけど、事件が起こります!
15時と同時に『さかえ』のドアを開きます!
『さかえ』は若女将がほぼ1人で切り盛りしているお店。
『ほぼ』をつけたのは、大女将がいらっしゃるから。
大女将さんは以前にご病気をなされてからは、あまりお店には立たれていないそうです。
それでも、たまに厨房へ来ては、そうめんチャンプルー食べる?って聞いてきます(笑)
正直言って、食べたっかのですが、お湯を沸かしていない!って事で、この時はそうめんチャンプルーにありつけず・・・(´;ω;`)
恐らくですが、大女将のそうめんチャンプルーはレアアイテムだと思いますっ(`・ω・´)ゞ
そうそう、話を戻します。
入店してすぐに若女将との会話がこれ。
[wc_highlight color=”red”]若女将:まだね、お肉が無いのよ~(笑)[/wc_highlight] [wc_highlight color=”blue”]拙者:あ~そうなんですか~(笑)って・・・[/wc_highlight] [wc_highlight color=”blue”]拙者:山羊肉、すぐ来るんですよね?[/wc_highlight] [wc_highlight color=”red”]若女将:そのうち来ると思うから、これ食べて待ってて。[/wc_highlight]生野菜と島豆腐の冷ややっこが出てきます。(冷ややっこの写真撮り忘れました・・)
代わりに、鰹節の写真を。
なんで、鰹節の写真だったのか・・・。
そうこうしているうちに、6~7人くらいしか座れなカウンター席が5分とかからずに一杯に。
通路脇にある丸テーブルも常連さんの指定席なのか、入ってくる常連さんがあたり前のように鎮座!
結局、開店30分でカウンター席には定員越えの8名(皆さん斜になって座っています(笑))
後ろの丸テーブルには4名と完全にお店のキャパを超えた人数に!
いやいや、これはこれで面白い!
もう、ちょっとしたアトラクションです!
そして、相変わらず山羊肉はこない!(笑)
皆さん、お目当ての山羊肉がないにも関わらず、若女将に軽妙なトークに乗せられ『草』と『豆』の絞り汁固めでビールやら泡盛をつなぎます。
(ふつ~に言えやっ!)
そして,待つこと一時間が経ったころ、ようやくお目当ての山羊肉が到着!
[wc_highlight color=”yellow”]どれだけ遠くから来たのかと思いきや、すぐそこの牧志公設市場からだって・・。[/wc_highlight]
みんなコケましたわっ!(笑)
どんだけうちな~タイムなんやんてっ!
ちょいリアルだけど、これがその時に到着した山羊肉ですよ~。
さぁ~ここからは、5時に空港に行かなくてはならいないお客様や、既に泡盛を2合を空けほろ酔い気分の拙者、
隣り同士にたまたま座ったお兄さんとお姉さん。
その他、ピンの男性や常連さんと、そりゃもの凄い勢いで山羊肉を切りさばきます。
それでも、若女将のトークは止まりません(笑)
本当に、一日に何万文字を言葉にしているのか・・・。
そんな事を思いうくらいず~としゃべっています。
お店を訪れた方の感想がこちら。
凄まじい店だったな…山羊料理さかえ
— gangys (@ignnag) July 9, 2016
「お会計を」と言ったのに帰してくれない山羊料理さかえ
— k_maruoka (@k_maruoka) May 2, 2016
山羊料理さかえ。フラッと入ったけど、超運良かったみたい。泡盛1合700円とかクソ安いしすげーいい姉さんいた。お土産になんか瓜もらった。 pic.twitter.com/sKs00sEcjW
— 920 (@sento_920) June 27, 2015
【新着記事】「名物ねーねーに出会える魅惑の山羊料理店」 http://t.co/B8iQYpdJ7E
那覇市にある山羊料理さかえ。名物ねーねーと美味しいめーめーに出会えます! pic.twitter.com/smKZPkalgL— JSM沖縄 (@jsm_okinawa) June 16, 2015
と、まぁ~色んな意味でそのインパクトたるのもがおわかり頂けたかと思う。
沖縄の情緒を感じながら、のんびりゆったりとお酒を頂きたい方には全くの不向きなお店であることは間違いない。
ただ、男女ともに言えることだが、沖縄ひとり旅で『話し相手を見つける』『沖縄の友達をつくる』
そして、何より楽しくお酒を飲むにはもってこいのお店。
それが『さかえ』である。
是非とも行かれたしっ!
それで、肝心の山羊刺しのお味ですが。
拙者も初めて、山羊刺しを頂きました!
色々な先入観、臭いだのなんだのと頭にありましたが、一口食べてみて先入観とは持つべきものではないと思いましたね。
もちろん、生肉なので、その肉独特の匂いはつきもの。
ですが、『さかえ』の山羊刺しはそこまでの匂いはありません。
『さかえ』が凄いのか?公設市場のお肉屋さんが凄いのか?
甲乙つけつるのはまた今度にして、もし苦手意識があって山羊刺しを敬遠しているのであれば、騙されたと思って食べて頂きたい。
山羊を見る目が変わりますから(笑)
そして、ここからは山羊料理『さかえ』を上手に楽しむ5つの心得をご紹介しましょう。
もちろん、ケースバイケースで変わってくることもあるとは思いますが、基本これを意識していれば楽しく過ごせると思うよ!
『さかえ』を楽しむ5つの心得
開店15時に行くべし!
とにかくこれです。
店内が狭いので、沢山のお客さんは入れません。
もれなく、『さかえ』の山羊刺しにありつくには、開店時間の15時訪問するのが一番!
もちろん、いつ伺ってもいのですが、かなりの確率で満席!
それじゃ。電話で空席確認だ!
なんて思い、電話してみると、今は席空いてるけど、空席の保証はないよ~。
と、軽くあしらわれてしまうのがオチ。
(決して嫌な感じではなので、誤解のないように)
そして、極めつけは、若女将が忙しくなってくると、掛かってくる電話をお客さんが対応しますっ!Σ(・□・;)
これマジです。
どっかの○○ログとかにも書いてあったけど、本当に拙者の目の前でその衝撃がの出来事がありましたからね~。
[wc_highlight color=”red”]若女将:あっ、今刺身切ってるから手が離せな~い。そこのお客さん♥電話出てくれる~。[/wc_highlight]
てな、感じです(笑)
あっ、もちろん忙しいって事は満席なので、電話しても断られます(笑)
電話して男性が出たらまずOUTです(笑)
若女将を「なおみさん」と呼ぶべし!
15時開店に間に合い無事に入店できたら次はこれ!
若女将を『なおみ』さんと呼びましょう。
間違っても『お母さん』なんて呼んでは絶対にいけません!
拙者の連れが若女将に向かって『お姉さん』と呼んだだけで、何百倍ものありがたいお言葉で、お姉さんを否定されていました(笑)
仮に『お母さん』なんて呼ぼうものなら、おそらく般若心経並みの説法が聞けるはずさっ(笑)
初対面でも全然平気ですので、自信をもって『なおみ』さん!
と呼んでみましょう!
一気に距離が縮まりますから~。
せっかちになるべからず!
前途にご紹介した通り、たとえ15時に行っても肝心の山羊肉が入荷していないこ事もあります。
実際に1時間ちょっと待ちました(笑)
多分、山羊肉が時間通りに入荷していないことって頻繁にあるんでしょうね。
そして、店内は「なおみさん」お一人で切り盛りしています。
品出しに時間が掛かります。
だから待ちます(笑)
なので、うちな~タイムを楽しむつもりで、時間にはゆとりを持って伺いましょう!
間違っても、離沖する直前には訪問しない事ですね~。
周りと同調すべし!
他のお客さんの注文に同調しましょう。
誰かが「泡盛」を頼んだら自分も泡盛。
銘柄も一緒のものにすると更にGOOD!
結果的にこれが一番早く、お酒も料理も出てきます(笑)
周りに合わせて、まとめて注文する!
あれもこれもと違うものを注文すると、時間だけが過ぎて行きます(笑)
そうそう、泡盛一合700円から。
ビールは生ビールはなくて瓶ビールのみです。
山羊刺しは最大900円です!
注文を覚えておくべし!
基本的に『なおみさん』は誰に何を出したか覚えていません(笑)
なんてファジーなお店なんだ~って、その時は思いましたね~。
帰る時になって、お会計を頼むと、お客さん何頼んだっけ?
って、拙者、酔いも回っていたのでボケるにボケきれず・・・。
しまった~(笑)
なので、ご自分で頼んだ品は記憶しておきましょう!
紙に書くとか、携帯のメモ機能を使うとかしてね~。
拙者は覚えている範囲で注文した品を申告。
いや、確実に嘘なく申告しましたよ(笑)
釘を刺すようですが、悪意を持った記憶と申告はいけませんよ~。
さてさて、
そんなこんなで、那覇は国際通り近くの有名山羊料理店『さかえ』を独自の目線からお伝えしました。
そして、『さかえ』を楽しむ5つの心得。
これをベースにあなた独自のエッセンスを加えて『さかえ』を楽しんでみて下さい。
山羊料理『さかえ』の場所は、国際通り屋台村の北側にあります。
ドンキやスタバのある大きい交差点を北(牧志駅方面)へ向かい屋台村を過ぎたらすぐ右折。
竜宮通りの看板が目印です。
もしくは、屋台村の中を南側から抜けて行き、北側の出入口から出ると、その正面が『さかえ』のはずですね~。
わからない場合はググってね~。